NVIDIAが“夢のPC”を無料制作できるキャンペーンをスタート/「Creative Cloudフォトプラン(20GB)」を1180円から1780円に値上げ:週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、12月22日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Windows 10のシェアが依然として高いためセキュリティ上のリスクが高まっているとESETが警鐘
ESETは1月2日、2025年10月にサポートが終了するWindows 10のシェアが依然として高く、セキュリティリスクが高まっていると警鐘を鳴らしている。
ドイツでは3200万台のWindows 10搭載PCが稼働しており、これはドイツ国内で稼働しているPCの約65%に相当するとのこと。なお、Window 11は約33%、Windows 7や8、8.1、XPも100万台以上稼働しているという。
こうした状況に対し、ESETに所属するITセキュリティ専門家のトルステン・ウルバンスキ氏は、「2025年にセキュリティの大惨事を避けるには、もう時間がない。全てのユーザーは10月まで待つのではなく、すぐにWindows 11に切り替えるか、デバイスが最新のWindowsオペレーティングシステムにアップデートできない場合は代替オペレーティングシステムを選択することを強く推奨する。そうしないと、ユーザーは重大なセキュリティリスクにさらされ、危険なサイバー攻撃やデータ損失に対して脆弱(ぜいじゃく)になる」と説明している。
なお、statcounterの調査データによると、2024年12月時点における日本のWindows 10シェアは53.67%と、Windows 11の44.23%を上回っている。まだWindows 10を使用している場合には、早急に対応した方が良さそうだ。
Samsungが新AI PC「Galaxy Book5」シリーズを発表
Samsungは1月6日(現地時間)、独自の新AI PC「Galaxy Book5 Pro 」と「Galaxy Book5 360」を発表した。最大47TOPのNPUを備えるIntel Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)を採用し、AI機能が強化されている。
新しいAI機能として、「AI Select」と「Photo Remaster」の2つが搭載されている。AI Selectは、Webの閲覧やショッピング、コンテンツの閲覧中などに検索したい部分を選択するだけで、関連する情報が表示されるというもの。Androidに搭載されている「かこって検索」のPC版といえるだろう。Photo Remasterは、AI処理によりぼやけた写真を古い写真を鮮明にするという機能だ。
Galaxy Book5 Proのラインアップは16型モデルと14型モデルで、どちらもAMOLED(有機EL)で、解像度は2880×1800ピクセル、リフレッシュレートは最大120Hzとなっている。プロセッサはIntel Core Ultra 7/5(シリーズ2)、メモリは最大32GB、ストレージは最大1TBを搭載。インタフェースはThunderbolt 4×2とUSB Standard-A×1の他、microSDメモリーカードスロット、HDMI出力、オーディオジャックなどを備える。
Galaxy Book5 360は、ディスプレイを背面に回せるコンパーチブルタイプで、ディスプレイは15.6型のAMOLED(1920×1080ピクセル)で、リフレッシュレートは最大120Hz、その他の仕様はGalaxy Book5 Pro と共通だ。
どちらも2月にカナダ、フランス、ドイツ、英国、米国などで発売予定となっている。
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