「BitLocker」に情報漏えいの脆弱性 盗難時のリスクに注意/ネイティブアプリとなった「Copilot in Windows」が展開中:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、1月26日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Windows 11/10の2025年1月度非セキュリティプレビュー更新プログラム公開
Microsoftは1月28日(現地時間)、Windows 11向けに2025年1月度の非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。Windows 11 バージョン24H2向けが「KB5050094」、23H2および22H2向けが「KB5050092」、Windows 10 バージョン 22H2向けが「KB5050081」となる。
Windows 11 バージョン24H2向けの更新プログラムでは、以下のような機能が追加されている。
- 一部ゲームの表示が飽和状態になるHDRの問題を修正
- タスクバー上のアプリの上にカーソルを置いたときに表示されるプレビューやアニメーションを改善する
- Windows Studio エフェクトをサポートするアプリを使用すると、システムトレイにアイコンが表示されるようになる。これは、NPUを備えたデバイスでのみ発生する
- エクスプローラーで、左側のペインの項目を右クリックすると、コンテキストメニューに「新しいフォルダー」コマンドが表示される。
- 管理者以外でも、タイムゾーンを「設定」→「時刻と言語」→「日付と時刻」で変更可能に
非セキュリティプレビュー更新プログラムは、月例のセキュリティ更新プログラムに先駆けて変更内容をプレビューする目的のものだ。適用は必須ではなく、オプションを有効にしていなければ自動でアップデートされない。アップデートしなかった場合、基本的には翌月のセキュリティ更新プログラムと同時に適用される。
「Google Workspace」アプリの「Gemini」サイドパネルで画像生成が可能に
Googleは1月29日(現地時間)、Workspaceアプリの「Gemini」サイドパネルでの画像生成が、日本語を含む7言語でもサポートされるようになったと発表した。
Googleドキュメントやスプレッドシート、GmailなどのGoogle Workspaceアプリでは、サイドパネルでGeminiを利用可能になっている。英語の他、2024年11月に日本語を含む7言語のサポートが追加されたが、画像生成に関しては英語のみの対応だった。今回の発表より、日本語のスクリプトでも画像生成が可能になる。画像生成は以下のプランのユーザーが利用可能だ。
- Business Standard and Plus
- Enterprise Standard and Plus
- Customers with the Gemini Education or Gemini Education Premium add-on
- Google One AI Premium
なお、Business StarterとEnterprise Starterでは、Gmailでのみ画像生成を利用可能となっている。
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