「BitLocker」に情報漏えいの脆弱性 盗難時のリスクに注意/ネイティブアプリとなった「Copilot in Windows」が展開中:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、1月26日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、1月26日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
「BitLocker」に情報漏えいの脆弱性 盗難時のリスクに注意
Microsoftは1月14日、Windows BitLockerの暗号化に脆弱(ぜいじゃく)性が見つかり、暗号化されていないデータが漏えいする可能性があるとして、「CVE-2025-21210 Windows BitLocker の情報漏れの脆弱性」を発行した。
脆弱(ぜいじゃく)性の内容は、特定の条件下で休止状態のイメージが暗号化されずに保存され、平文の状態で復元できる可能性があるというもの。
休止状態のイメージには、パスワードなどの情報が含まれる可能性もあり、機密情報の漏えいにつながる可能性がある。この脆弱(ぜいじゃく)性を利用するには、攻撃者がデバイスに物理的にアクセスする必要があるため、PCの紛失や盗難には一層の注意が必要だ。
なお、この脆弱(ぜいじゃく)性に対するパッチは、1月度の月例セキュリティ更新プログラムで配布済みとなっている。できるだけ早くアップデートをした方がいいだろう。
ネイティブアプリとなった「Copilot in Windows」が展開中
Microsoftが、Copilot in Windowsのネイティブアプリを広く展開を開始したようだ。同社は2024年12月、Insider Preview向けにCopilotのネイティブアプリを展開し、従来のPWA版を置き換えると発表していた。現在はStable版を使用しているユーザーにも展開している。
ネイティブアプリでは、「Alt+Space」のショートカットを押下するとコンパクトな表示のクイックビューでCopilotを起動できる。クイックビュー左上のアイコンから通常のウィンドウに戻すことも可能だ。
なお、「Alt+Space」のショートカットを使用するアプリは多いが、WindowsではPC起動時に最初に起動されバックグラウンドで動いているアプリを「Alt+Space」で呼び出すアプリとして使用するとのこと。
Copilot自身にショートカット変更の機能は実装されていないので、バッティングする場合にはアプリ側で変更するか、Copilotのショートカットを無効化する必要がある。
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