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「VAIO S13」「VAIO Pro PG」がモデルチェンジして販路を拡大 軽量化+機能改善を実現(2/2 ページ)
VAIOのスタンダードモバイル「VAIO S13」「VAIO Pro PG」がモデルチェンジした。CPUの世代に変化はなく、ボディーの寸法も全く同じだが、ポート類の構成が変化したり、軽量化が行われていたりと、より魅力的なモデルとなっている。
Core 7 150U搭載構成(試作機)のパフォーマンスをチェック!
今回、新モデルのCore 7 150U搭載構成の試作機を借り、事前にレビューする機会を得た。主なスペックは以下の通りだ。
- CPU:Core 7 150U(Pコア:最大5GHz/Eコア:最大4GHz)
- メモリ:32GB
- SSD:1TB
- OS:Windows 11 Pro(バージョン24H2)
時間の都合で、今回は総合ベンチマーク「PCMark 10」と3Dグラフィックスベンチマーク「3DMark」の主要なテストのみを実施した。結果は以下の通りだ。なお、この個体はあくまでも試作機なので、製品版とは結果が異なる可能性がある。
PCMark 10(総合ベンチマーク)
PCMark 10のスコアは以下の通りだ。
- 総合:5718ポイント
- Essentials:1万553ポイント
- Productivity:7751ポイント
- Digital Content Creation:6205ポイント
ハイエンドなPCゲームを楽しまない限り、一通りのPC作業は快適にこなせそうだ。
3DMark(3Dグラフィックスベンチマーク)
3DMarkの総合スコアは以下の通りだ。
- Fire Strike(DirectX 11/フルHD):4033ポイント
- Fire Strike Extreme(DirectX 11/WQHD):2074ポイント
- Fire Strike Ultra(DirectX 11/4K):1095ポイント
- Time Spy(DirectX 12/WQHD):1489ポイント
- Time Spy Extreme(DirectX 12/4K):711ポイント
- Night Raid(DirectX 12):1万4259ポイント
最新のハイエンドCPUの内蔵GPUと比べると少し見劣りするが、3Dグラフィックスを扱うゲームでもライトなタイトルであれば何とか楽しめそうだ。
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