屋外で使える防雨仕様のスマートWi-Fiプラグ「MSS620」を試す 完成度は高く、スケジュール設定なども便利:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/4 ページ)
MerossのスマートWi-Fiプラグ「MSS620」は、屋外向け防雨仕様ながら、音声アシスタントとの連携も可能な製品だ。実機を試して分かったことをまとめた。
Merossの「MSS620」は、屋外での利用を想定したIP44に対応する防雨仕様のスマートプラグだ。宅内にいながらにして、本製品に接続したライトなどの電化製品を、スマートフォンやスマートスピーカー経由でオン/オフできるだけでなく、「HomeKit」「Alexa」「Google アシスタント」との連携にも対応する。実機を購入したので試用レポートをお届けしよう。
二股に分かれた防雨仕様のスマートプラグ
一般的なスマートプラグは、宅内のコンセントに直挿しをすることを前提としており、防水など屋外利用のための機能は搭載していない。ボディーの外観についても、どの製品もほとんど同じだ。
本製品は、二股に分かれた延長ケーブルのような外観を採用しており、小雨がかかる屋外での利用を前提に、IP44準拠の防雨加工が施されているのが特徴だ。家電製品のプラグを差し込む先端部にはシーリング処理が施されており、雨などからプラグを守ってくれる。ちなみに最大出力は1500Wとなっている。
電源のオン/オフはスマホアプリ経由に加え、本体に付属する物理スイッチでの操作にも対応している。これはスマホアプリが使えないか、あるいは製品の設置場所に足を直接運んで操作するためのものだ。ちなみに、本製品はインターネットへの接続ができない場合も、アプリからWi-Fi経由でコントロール可能な設計になっている。
発売元は、屋内用のスマートプラグで有名なMerossだ。同社は屋外向けのスマートプラグを複数用意しているが、日本国内で買えるのは二股に分岐した2P仕様の本製品のみとなる。ちなみに海外向けの製品は、見た目は電源タップに似た、本体に複数の口を備えたラインアップで、なおかつ口は3P仕様となっている。
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