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軽量ボディーを採用、10点マルチタッチに対応したサンワサプライの15.6型モバイルディスプレイ「DP-06」を試す:モバイルディスプレイの道(3/3 ページ)
サンワサプライから、タッチ操作に対応した15.6型のモバイルディスプレイ「DP-06」が発売された。試して分かったアレコレをまとめた。
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手軽に使えるタッチ対応モデルで価格もリーズナブル
以上ざっと使ってみた印象としては「手軽に使えるタッチ対応モデル」といったところだ。突出した特徴はなく、オッと驚くような独自機能もないが、全体的にこなれており、おかしなクセもない。非常に堅実な製品だと感じた。
まだ発売されたばかりだが、現時点での実売価格は4万円前後と、タッチ対応としてはそこそこ安価だ。ちなみに同時発売のタッチ非対応モデル「DP-07」は3万円前半で、こちらに比べると本製品の4万円前後という価格はリーズナブルに感じる。
使ってみて唯一気になったのは、縦置きでの利用が考慮されていないことだ。背面スタンドが横置き限定なのは仕方ないとして、本体は左側面に接続用のポート、右側面にOSDメニュー操作用のボタンがあるので、どちらの面も接地させるのが難しい。
そのため、縦置きの場合はアームを取り付けるのがベターということになるが、背面にあるVESA対応の穴は4つではなく2つだけで、強度的に一抹の不安がある。昨今はモバイルディスプレイの用途も広がっており、縦置きも一通り対応できる余地は欲しかったところだ。この点だけは購入にあたって念頭に置いておきたい。
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