2万円切りとコスパ良好のスマートウォッチ「Amazfit Active 2」を開封レビュー:スマートウォッチ ナビ(3/3 ページ)
さまざまなバリエーションのスマートウォッチを手掛けるZepp Healthから、2万円前後と手頃な「Amazfit Active 2」が発売された。プレミアムモデルをチェックした。
GPT-4oを利用した音声アシスタント「Zepp Flow」に対応
Amazfit Active 2は、独自の音声AIアシスタント「Zepp Flow」に対応している。デフォルトでは、上ボタンの長押しで起動可能だ。
スマートウォッチ上で独自音声アシスタントを使うくらいなら、「Gemini」や「Siri」の方がいいと思う人もいそうだが、Zepp Flowではスマートウォッチのさまざまな設定を音声で指示できる。OpenAIの「GPT-4o」が利用されており、音声認識の精度も上々だ。
常時表示のオン/オフやスリープモードなどの設定変更以外にも、運動計測の開始や心拍数、レディネススコアなど計測データの確認、アラームの設定なども音声で行える。
スマートウォッチの操作は、慣れるまではどこにどの設定があるのか分かりづらいことがあるので、音声で設定できるのは便利だ。
まとめ
Amazfit Active 2は約1.9万円(プレミアムバージョンは約2.2万円)という価格ながら、健康管理や運動管理、スマートフォン連携など、必要な機能は一通り搭載している。何より、低価格端末にありがちな安っぽさを感じないのも魅力だ
スマートウォッチで「Suica」を使ったり、アプリを入れてスマートウォッチ上で操作したりしたいのであれば物足りなさを覚えるが、健康管理や運動管理で使いたいということであれば十分な性能を持っている。最近のスマートウォッチは価格が高くて手が出ないが、安っぽいスマートバンドは身に着けたくないと考えている人は、ぜひ一度試してみてほしい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
Amazfit、スマートなステンレス製デザイン筐体を採用したスマートウォッチ「Amazfit Active 2」
中国Zepp Healthは、ステンレス筐体を採用したスマートウォッチ「Amazfit Active 2」の国内販売を開始する。
Amazfit、実売約4万円のアウトドア/登山向けスマートウォッチ オフラインでのナビ機能も利用可
中国Zepp Healthは、Amazfitブランドからアウトドア/登山向けスマートウォッチ「Amazfit T-Rex 3」を発売する。
「Amazfit T-Rex 3」は頑丈でバッテリーも長持ちなスマートウォッチだった
多彩なスマートウォッチを用意しているZepp Health(ゼップヘルス)から、タフネススマートウォッチ「Amazfit T-Rex 3」が発売された。実機を試して分かったこととは?
1万円ちょいで買えるスマートウォッチ「Amazfit Bip 5 Unity」を試して分かったこと
さまざまなスマートウォッチをそろえる「Amazfit」から、エントリーモデルの「Amazfit Bip 5 Unity」が発売された。値段の割に使えるモデルなのか、実機を試してみた。
「Amazfit Helio Ring」を試して分かったスマートリングの実用性
Amazfitブランドのスマートウォッチを展開する中国Zepp Healthが、新機軸のスマートリング「Amazfit Helio Ring」を発売した。健康維持にフォーカスしたアイテムを実際に試してみた。

