MicrosoftがCopilot+ PCやWindows 11向けの新機能を紹介/OpenAIが営利企業化を断念 今後も非営利法人が運営:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、5月4日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
認証アプリ「Microsoft Authenticator」のパスワード自動入力機能が廃止される
Microsoftが「Microsoft Authenticator」のパスワード自動入力(オートフィル)機能を2025年7月に廃止するとサポートページで明らかにした。
Microsoft Authenticatorは、スマホ(iOS/Android)向けのパスワード管理アプリだ。PCなどでMicrosoft アカウントにログインした際に、スマホにインストールしたMicrosoft Authenticatorの通知をタップすることでログインを認証できる。この他、Microsoft アカウント以外のパスワードなどを保存し、モバイル上でオートフィルプロバイダーとしてパスワードの自動入力を行える。
このオートフィルプロバイダーとしての機能を廃止するとのこと。廃止までのスケジュールは以下の通りとなっている。
- 2025年6月以降、Authenticatorに新しいパスワードを保存できなくなる
- 2025年7月中は、Authenticatorによる自動入力が使用できなくなる
- 2025年8月以降、保存したパスワードは Authenticatorではアクセスできなくなる
なお、保存したパスワードはMicrosoft アカウントに同期され、引き続き利用できる。Edge ブラウザでは自動入力も利用可能だ。また、アプリ自体はMicrosoft アカウントに特化したものとして存続する。パスキーも引き続き利用できる。
「Windows 11 バージョン24H2」の展開が最終段階へ 一般PCには自動で適用に
Microsoftは5月2日、Windows 11バージョン 24H2の段階的な展開が最終段階に到達したと発表した。IT部門によって管理されていないWindows 11 HomeおよびProエディション(バージョン 23H2/22H2/21H2)のデバイスは、バージョン24H2へのアップデートが自動的に適用されることになる。
対象となるデバイスでは、Windows Updateから24H2にアップグレードが行われる。ただし、一部のデバイスでは、既知の問題によりセーフガードホールド措置が取られ、24H2にアップグレードできないことがある。現在、以下の7件がセーフガードの対象となっている。
- 壁紙カスタマイズアプリケーションが期待通りに動作しない
- sprotect.sysドライバーを使用するアプリを搭載したデバイスが応答を停止する
- cridspapo.dllを含むDirac Audioを搭載した一部のデバイスで、オーディオ出力が失われる
- カメラを使用すると、一部のアプリケーションが応答しなくなる
- Safe Exam Browserアプリケーションが開かない
- Easy Anti-Cheatを使用している一部のデバイスが応答を停止し、ブルースクリーンが表示される
- Intel Smart Sound Technologyドライバとの互換性の問題
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