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リプレースを迎える小中学校の「学習用端末」 PCメーカー各社が「Next GIGA」向けPCを展示:EDIX 東京 2025(4/4 ページ)
GIGAスクール構想で導入された学習用端末のリプレースがこれからピークを迎える。そのこともあってか、EDIX 東京 2025では主要なPCメーカーやプラットフォーマーがブースを構え、教育関係者に自社の学習用端末やOS/プラットフォームの優位性をアピールしていた。
Google:Chrombookを多数展示しつつ、「Gemini」など自社AIをアピール
Googleのブースでは各種Chromebookに加えて、自社が開発/提供している生成AI「Gemini」やAIサービス「NotebookLM」の教育分野での応用に関するデモが行われていた。
一部のPCメーカーと同じく、Chromebook Plusは教員用端末として訴求していた。一方、学習用端末のChromebookはメーカーはもちろん機種も豊富となって、かなりにぎわっていた。
学習用端末としての導入を想定したChromebookは、2024年よりも展示のバリエーションが豊かになった印象だ。左上からASUS Chromebook CR12 Flip、Acer Chromebook Spin 311 ROA731T/TN、mouse Chromebook U1-DAU01GY-A、Lenovo Chromebook Duet EDU G2、NEC Chromebook Y4、HP Fortis Flip G1m 11 Chromebook、HP Fortis Flip G1i 11 Chromebook、Lenovo 500e Chromebook Gen 4s、Dynabook Chromebook C70、Acer Chromebook Tab 311 D723N
各社のChromebook Plus。左上からLenovo Chromebook Plus 2-in-1、HP Elite c640 G3 Chromebook Enterprise、Acer Chromebook Plus 514 CB514-4HT、ASUS ExpertBook CX54 Chromebook Plus Enterprise
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