Thunderbolt 5対応の外付けGPUユニットやポータブルゲーミングPC向けドック、リアルOMNIくんなどでにぎわっていたASUS ROGブース:COMPUTEX TAIPEI 2025(1/3 ページ)
台湾で開催された見本市「COMPUTEX TAIPEI 2025」のASUSブースでは、未発売の新モデルが多数展示されていた。日本での展開はまだ不明だが、一足先にPCやNUCの新製品をチェックした。
台湾の台北市で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2025」。日本でASUS JAPANを展開するASUSTeK Computer(以下、ASUS)は、同社のゲーミングブランド「ROG」シリーズに独立してブースを設けていた。
ここでは、5月19日のイベントで発表された製品に加えて、ROG Allyシリーズ用のUSB Type-Cドックが初披露されるなど、見どころが多かった。その模様をレポートしよう。
ROG Allyシリーズのスタンドを兼ねるUSB Type-Cドック「ROG Dock DG300」
同社のポータブルゲーミングPC「ROG Ally」シリーズに対応するUSB Type-C接続のドックが「ROG Dock DG300」だ。
これに接続すれば、HDMI出力や有線LAN(1000BASE-T)、USB Type-C、USB Standard-Aなど多彩な端子を使えるようになり、外付けディスプレイやキーボード、マウスといった周辺機器を接続してデスクトップPCのように使う際に便利だ。
薄型のコンパクトなスタイルで、上部を開くとROG Allyを設置するスタンドとなり、ROG Allyシリーズを設置できる。
同社のAURA Sync対応のRGBライティング機能を備えており、ROG Ally本体や他のAURA Sync対応周辺機器と連動したライティング制御が可能だ。ROG Allyのサイズ感に合ったショートタイプのL字型USB Type-Cケーブルも付属する。既にサードパーティー品のドックを持っている人でも欲しくなるアイテムだろう。
ダウンストリームポートはHDMI 2.1、1000BASE-T対応の有線LAN、USB Type-C(USB 3.2 Gen 2/USB Power Deliveryで最大140W)、USB Standard-A(USB 3.2 Gen 2)、ヘッドセットの各端子を備える
Thunderbolt 5対応の外付けGPUユニット「ROG XG Mobile GC34X」
「ROG XG Mobile GC34X」は、NVIDIA GeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載可能な外付けGPUユニットだ。従来の「ROG XG Mobile」シリーズは、PCとの接続にPCI Expressを拡張した専用インタフェースを採用していたため、この専用インタフェースを備えたPC(2023年以前のROG FLOWシリーズなど)でしか利用できなかったが、この2025年モデルでは、Thunderbolt 5を採用しており、対応PCの幅が広がった。会場では「ROG Flow Z13(2025)」と接続してのデモを行っていた。
ASUS JAPANでも日本市場への投入の準備を進めており、NVIDIA GeForce RTX 5090 Laptop GPUとGeForce RTX 5070 Ti Laptop GPUを搭載する2モデルでの展開を検討しているという。
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