レビュー
手のひらサイズでCore Ultra(シリーズ2)はフルに生かせる? 「GEEKOM IT15」を試して分かった驚きの結果(2/3 ページ)
数多くのミニPCを手掛けるGEEKOMから、ついに最新のCore Ultra(シリーズ2)搭載モデル「GEEKOM IT15」が発売された。実機を早速チェックした。
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豊富なインタフェースを標準装備
本機のインタフェースは、USB 3.2 Gen 2 Standard-A端子が3基、USB 2.0 Standard-A端子が1基、USB4端子が2基、SDメモリーカードリーダー、3.5mmのヘッドフォン端子と、HDMI 2.0端子が2基、2.5GbE対応の有線LAN端子と豊富だ。最大4台の4K(3840×2160ピクセル)ディスプレイ出力に対応している。こういった構成自体は、IT13と共通だ。
本機のプロセッサは、Core Ultra 9 285Hを採用している。6基の高性能コア(Pコア)、8基の効率コア(Eコア)、そして2基の低電力コア(LP Eコア)の計16コア16スレッドで、Pコアのベースクロックは3.7GHz、最大で5.4GHzのハイエンド仕様なCPUだ。
また、NPUとしてIntel AI Boost(13TOPS)もCPUに統合されている。
CPUはIntelのCore Ultra 9 285Hを搭載する。6基の高性能コア(Pコア)、8基の高効率コア(Eコア)、2基の低電力コア(LP Eコア)の計16コア16スレッド構成でTDPは45Wとなる
メモリは32GB(16GB×2/DDR5-5600)で、最大64GBまで増設可能だ。ストレージはPCIe 4.0 x4対応のM.2 SSD(容量は2TB)を標準で搭載する。マザーボード上には、Type 2242の空きスロットがあり、M.2 2242タイプのSATA SSD(最大2TB)を増設できる。
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