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日本の住宅にぴったりな約24.8cmのミニサイズ、だけどパワフルなロボット掃除機「SwitchBot K11+」を試した(3/3 ページ)

本体の直径が約24.8cmの新型ロボット掃除機「SwitchBot K11+」は、まさに日本の手狭な住宅にぴったりな製品です。しばらく筆者宅で使ってみたので、試用レポートをお届けします。

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水タンクやモップの管理を必要としない、手軽な水拭きが可能

 最近のロボット掃除機は本体に水拭きモップを備えているものがほとんどです。K11+には残念ながら水拭きモップは搭載されていませんが、市販の使い捨てお掃除ウェットシートを本体に取り付けて水拭きできるというユニークな機能を前モデルなどに引き続き備えています。

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ごみステーションの天板裏に、ウェットシートを取り付けるパーツが収納されています
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K11+を裏返して取り付けていきます
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パーツにウェットシートを挟んで……
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K11+の裏面にパーツごと取り付けます
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床にウェットシートを押し当てて水拭きしてくれます

 しょせんはウェットシートなので、しばらくすると乾いてきます。全ての部屋で床をしっかり濡らしたいというこだわり派の人は、途中でウェットシートを交換する手間もあります。しかし、水拭きが終わったらウェットシートを外して捨てるだけ。部屋がそこまで広くないのであれば、水タンクを日々気に掛けるよりも、こちらの方が好みという人も多いのではないかと思います。

 とはいえ、全ての部屋を毎日しっかり水拭きしてほしいという方には合いません。ウェットシートを取り付けている間は、吸引による掃除ができないのも不便です。

 ロボット掃除機を購入して掃除を楽にしたい人は、ウェットシートを毎回取り付ける作業はいずれしなくなるでしょう。通常の吸引掃除が終わった後、たまーに気が向いたときだけウェットシートを取り付けて水拭きするぐらいであれば、十分な働きをしてくれそうです。筆者はキッチンだけウェットシートで拭いてほしい派だったので、これで満足できました。

部屋がコンパクトなら、ロボット掃除機上級者にもおすすめしたい逸品

 K11+は本体の小ささを生かした小回りの良さと、部屋に置いても圧迫感のないごみステーション、妥協のない機能性が魅力のロボット掃除機です。次のような人であれば、ベストマッチする製品です。ロボット掃除機デビューにもおすすめです。

  • 部屋がそこまで広くないのに、フルサイズのロボット掃除機を置くのはちょっと……
  • リビングの椅子やデスクチェアの足の間隔が狭いが、しっかり掃除してほしい
  • 1階/2階や各部屋に持ち込んで、さっと部屋をきれいにしてほしい
  • リビングにはフルサイズのロボット掃除機を置き、書斎など各部屋には小さめのロボット掃除機が欲しい(水拭き機能はいらないが、その他の機能は妥協したくない)
  • 水拭き機能は不要

 逆に部屋が広くて水拭きも含めしっかりと掃除を完了させてほしいという方は、いくら小回りが魅力的であっても、物理的な大きさによる効率の差、ごみ収納ボックスの小ささが気になるので、別の選択肢を検討した方がいいでしょう。

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「SwitchBot S10」(左)と「SwitchBot K11+」(右)

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