NECPC、個人向け16型ノートPC「LAVIE N16」の新モデルを発表　長期利用を想定してスペックを変更　17.6万円から

NECパーソナルコンピュータの個人向け16型ノートPC「LAVIE N16」に新モデルが登場する。2025年春モデルの一部構成を変更したもので、より長く使えるようにスペックを変更したことが特徴だ。

[井上翔，ITmedia] PC用表示関連情報

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　NECパーソナルコンピュータ（NECPC）は7月22日、個人向け16型ノートPC「LAVIE N16」の新モデルを発表した。想定販売価格は17万5780円からで、7月24日に発売する。

LAVIE N16の新モデル

新モデルのボディーカラーは左からネイビーブルー、パールホワイト、オリーブグリーンの3種類を展開するが、モデルによって選べる色は異なる（後述）

　今回の新モデルは、2月に発表された2025年春モデルのうち、店頭販売構成のスペックを一部変更したものだ。Windows 10のサポート終了を意識して、1台のPCを長期間利用するユーザーがより長く利用できることを意識したという。主な変更点は以下の通りだ。

エントリーモデル（N1635/KAシリーズ）
- CPUをCore i3-1215UからCore i3-1315Uに変更
- メモリの構成を「8GB×2」から「16GB×1」に変更
  - 空きスロットにDDR5-3200 SO-DIMMを増設可能
- SSDの容量を256GBから512GBに増量
スタンダードモデル（N1655/KAシリーズ：Intelプロセッサ）
- CPUをCore i5-1235UからCore i3-1335Uに変更
- メモリの構成を「8GB×2」から「16GB×1」に変更
  - 空きスロットにDDR5-3200 SO-DIMMを増設可能
- SSDの容量を256GBから512GBに増量
スタンダードモデル（N1675/KAシリーズ：AMDプロセッサ）
- メモリの構成を「8GB×2」から「16GB×1」に変更
  - 空きスロットにDDR5-3200 SO-DIMMを増設可能

　その上で、2025年春モデルにはなかった「ハイスペックモデル」（N1685/KAシリーズ）を用意した。ハイスペックモデルはAMDプロセッサ搭載のスタンダードモデルをベースに、メモリを上限いっぱいの32GB（16GB×2）まで搭載し、搭載するSSDの容量を1TBとしたものとなる。

　各モデルの想定販売価格は以下の通りとなる。

2025年夏モデルは、2025年春モデルからのマイナーチェンジで、長期利用を想定した構成変更が行われている

　ボディーカラーはネイビーブルー、パールホワイト、オリーブグリーンの3種類を用意する。ただし、ハイスペックモデルはネイビーブルーのみとなる。また、オリーブグリーンはAMDプロセッサのスタンダードモデルのみ選択可能だ。

　NECPCの直販サイト「NEC Direct」で販売される本機のカスタマイズモデル「LAVIE Direct N16」については、7月22日から今回の仕様変更を反映したカスタマイズメニューに変更される。専用ボディーカラー「パールブラック」も引き続き選択可能だ。