家電製品をプッシュ操作できる本体ボタンの使い勝手は? 多機能スマートリモコン「SwitchBot ハブ3」をチェックして分かったこと:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/5 ページ)
セットアップを行った前編に続き、SWITCHBOTの新型スマートリモコン「SwitchBot ハブ3」を実際に使って分かったメリット/デメリットをまとめた。
SWITCHBOTから新たに登場した「SwitchBot ハブ3」は、本体にジョグダイヤルを備えたスマートリモコンだ。登録した家電製品を直接操作できるなど、スマートリモコンらしからぬ多機能さが特徴となっている。
基本的な機能や設定方法を紹介した前回に引き続き、今回の後編ではジョグダイヤルやボタンを始めとした、本製品ならではのギミックの設定方法、その効果的な使い方について紹介する。
本体正面のボタンやジョグダイヤルで家電製品を操作可能
本製品は、正面中央にある液晶画面の直下に4つのタッチボタンを搭載する。さらにその下部に大型のジョグダイヤル、それを取り囲むようにして4つの物理ボタンを配置している。本製品はスマートリモコンとしてアプリ経由やスマートスピーカー経由で操作できることに加え、このタッチボタンやジョグダイヤル、物理ボタンを駆使して登録済みの家電製品をダイレクトに操作できるのが売りだ。
ここでは、ボタンの設定方法は後回しにして、ひとまず割り当てが完了済みである前提で、実際に家電製品を操作する方法を紹介しよう。
最初に、右上にある物理ボタンを押す。これにより、液晶画面に家電製品の一覧が表示されるので、ジョグダイヤルを回して操作したい家電製品にフォーカスを合わせた後、ジョグダイヤルを押し込んで確定させる。
これにより、液晶画面下にある4つのタッチボタンが有効になり、該当する家電製品に対して、あらかじめ割り当てた操作が行えるようになる。ちなみに電源のオン/オフに関しては、右下の物理ボタンでも操作が可能だ。
以上がボタンを用いた家電製品の操作方法なのだが、これらを行う大前提として、あらかじめアプリ側でボタンの割り当てを行っておく必要がある。中には特にユーザー側で何もしなくても割り当てが完了している場合もあるが、アプリ上でグレーアウトしている部分については、ユーザーが手動で割り当てなくてはならない。
「デバイスを編集」で該当する家電製品の操作画面を呼び出す。実機と同じレイアウトの画面が表示されるので、割り当てを行うボタンを選択する(左)。ボタンに割り当てたい機能を選ぶ(中央)。設定が完了したら、アプリとハブ本体との間で設定を同期させる。これをしないと反映されないので注意しよう(右)
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