アイ・オー・データ機器が「Thunderbolt 5」接続SSDを10月中旬に発売 ファン内蔵で高速性と安定性を両立:日本メーカー初
アイ・オー・データ機器が「日本メーカー初」となるThunderbolt 5接続の外付けSSDを発売する。ファンを内蔵することで安定動作を重視していることが特徴だ。
アイ・オー・データ機器は9月10日、Thunderbolt 5(USB4 Version 2.0/USB 80Gbps)対応外付けSSD「SSPU-TFCシリーズ」を10月中旬に発売することを発表した。容量は2TB/4TB/8TBの3種類で、想定販売価格は以下の通りとなる。
- 2TBモデル(SSPU-TFC2):8万3380円(税別7万5800円)
- 4TBモデル(SSPU-TFC4):12万2760円(税別11万1600円)
- 8TBモデル(SSPU-TFC8):24万5740円(税別22万3400円)
SSPU-TFCシリーズの概要
SSPU-TFCシリーズは、日本メーカー初(アイ・オー・データ機器調べ)のThunderbolt 5対応外付けSSDとなる。Thunderbolt 5対応PCはようやく出荷され始めた段階だが、「最新規格に対応した商品をいち早くユーザーに届けることが、メーカーとしての使命」との判断から早期の製品化を行ったという。
本製品はアルミニウムケース内に温度検知式の冷却ファンを内蔵することで、ピーク性能を安定して発揮できるようになっている。また「ケーブル選びで迷わなくていいようにする」観点で、あえて本体とケーブルを“一体化”していることも特徴だ。
ケーブル部分を含めてIntelからの認証を取得しており、転送速度は若干落ち込むがThunderbolt 4(USB4 Version 1.0/USB 40Gbps)対応デバイスと組み合わせて使うことも可能だ(※1)。
(※1)Thunderbolt 4認証未取得のUSB4 Version 1.0デバイスについては、給電能力の都合で動作しないことがある(本製品は5V/3Aの給電が必要)
Thunderbolt 5対応デバイスと接続した場合、データ転送速度(シーケンシャル)は読み出しは最大毎秒6000MB、書き込みは最大毎秒5000MBとなる。WindowsとmacOSの両方で運用しやすくする観点で、出荷時はexFATで初期化されている。
本体サイズ(ケーブル部を除く)は約150(幅)×58(奥行き)×19(厚さ)mmで、重量(ケーブル込み)は約290gとなる。
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