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WindowsとAndroid、どっちの2画面にする? AYANEOの2画面ゲーミングデバイス「FLIP 1S DS」「Pocket DS」が日本上陸 11月から順次発売(2/3 ページ)

ハイビームが、AYANEO製2画面ポータブルゲーム機「AYANEO FLIP 1S DS」「AYANEO Pocket DS」を国内で販売することを発表した。同社が秋葉原本店(東京都千代田区)で両機種の実機を披露するイベントを開催したので、その模様をお伝えする。

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Androidベースで2画面の「AYANEO Pocket DS」

 AYANEO Pocket DSは、折りたたみ式のデュアルスクリーンを備えるAndroidゲーミングデバイスだ。SoC(プロセッサ)はQualcomm製の「Snapdragon G3x Gen 2」で、OSはAndroid 13をプリインストールする。

 天空ではメモリ/ストレージの容量が異なる4モデルを取りそろえており、最上位モデルは「スターリーイエロー」と「レトログレー」の2色、他の3モデルはシャドウブラック1色のみ用意する。ハイビームでの通常販売価格は以下の通りだ(括弧内は9月30日までに予約した場合の価格)。

  • 8GBメモリ/128GBストレージモデル:8万8500円(8万1510円)
  • 12GBメモリ/256GBストレージモデル:9万9800円(9万4810円)
  • 16GBメモリ/512GBストレージモデル:10万9800円(10万4310円)
  • 16GBメモリ/1TBストレージモデル:13万3300円(12万6350円)
AYANEO Pocket DS
AYANEO Pocket DS

 メインディスプレイは1920×1080ピクセルの7型有機ELで、sRGB色域カバー率150%、DCI-P3色域カバー率90%、最大輝度800ニト、リフレッシュレート最大165Hzというスペックを備える。

 サブディスプレイは1024×768ピクセルの液晶で、sRGB色域カバー率100%、最大輝度550ニトというスペックとなる。4:3のアスペクト比なので、レトロゲームを楽しむのに適しているという。どちらのディスプレイも、タッチ操作に対応している。

メインディスプレイは高リフレッシュレート
メインディスプレイのリフレッシュレートは最大165Hzとかなり高い。有機ELを採用しているので、発色も鮮やかだ
サブディスプレイ
サブディスプレイはAYANEO FLIP 1S DSより大きい5型だ

 本製品では、メイン/サブディスプレイの操作モードを選択できる「フォーカスロック」という新機能を搭載している。「オートスイッチ」では、タッチ操作を優先してタッチされた側にフォーカスが移るようになっている。「メイン画面をロック」では、メインディスプレイにフォーカスを固定した上で、サブディスプレイのタッチ操作を無効にする、逆に「サブ画面をロック」では、サブディスプレイにフォーカスを固定してメインディスプレイのタッチ操作を無効にする。

フォーカスロック
フォーカスロック機能を搭載した

 SoCのSnapdragon G3x Gen 2はゲーミングデバイスに特化した製品だが、現在はより新しい「Snapdragon G3 Gen 3」もある。あえて前世代のSoCを利用しているのは、価格を抑えるためだという。

 本製品もゲームコントローラーを本体に一体化しており、2基のジョイスティックには高精度/低摩耗が特徴の非接触センサー式の「TMRミディアムジョイスティック」を搭載している。トリガーボタンには、リニアホール式センサーを採用した。

ジョイスティック
ジョイスティックなどゲームコントローラーの説明

 2画面を制御するための専用ランチャーは現在開発中で、完成すると「アプリドロワー(アプリ一覧)」「アプリの個別管理」「AYASpaceウィジェットの表示」など、サブディスプレイを有効活用することができるようになるという。

専用ランチャー
専用ランチャーを開発中

 バッテリー容量は8000mAh(定格値)で、天空の山田拓郎社長によると「(満充電から)3〜4時間ほどゲームプレイできる」とのことだ。「Google Play」アクションゲームに対応しており、さまざまなゲームで高品質なグラフィックスとフルフレームパフォーマンスを体験できる。

価格
各モデルの正規価格と予約特典価格

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