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WindowsとAndroid、どっちの2画面にする? AYANEOの2画面ゲーミングデバイス「FLIP 1S DS」「Pocket DS」が日本上陸 11月から順次発売(3/3 ページ)

ハイビームが、AYANEO製2画面ポータブルゲーム機「AYANEO FLIP 1S DS」「AYANEO Pocket DS」を国内で販売することを発表した。同社が秋葉原本店(東京都千代田区)で両機種の実機を披露するイベントを開催したので、その模様をお伝えする。

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質感の高さで所有欲を刺激する

 筆者は初代AYANEO FLIPシリーズの発表会にも参加した。その時に受けた印象は「作りは良い反面、チープ感は否めない。でも、物珍しさで欲しくなる」というものだった。

 しかし、今回アップデートされたAYANEO FLIP 1S DSは、CNCメタル素材が天板部分のみであるにも関わらず、メインディスプレイが有機ELで美しくなったこと、サブディスプレイが大型化した上に高発色になったことなどから、物珍しさというより、品質の高さで所有欲を刺激してくる。

AYANEO FLIP 1S DS
AYANEO FLIP 1S DS。サブディスプレイに管理コンソールのAYASpaceが表示されている
サブディスプレイ
サブディスプレイ
天板
天板面はCNCメタル製だ
前面
本体前面にスピーカーと3.5mmヘッドフォンジャックを搭載する
背面
背面には大きな排気口やmicroSDメモリーカードスロット、USB4端子を搭載する
スクリーンキーボード
こちらはサブディスプレイにスクリーンキーボードを表示させた例

 筆者はそれほどゲームをプレイするわけではないので、ジョイスティックの滑らかさの違いについて語れないのだが、それでも指の動きにマウスカーソルがしっかりついてくるのを確認できた。グリップ感も良い。

 メインディスプレイが180度開くので、スタンドと併用することで目の高さに合わせやすい。「これなら仕事にも使えるのでは?」と感じられた。

180度開く
ディスプレイは180度開く

 AYANEO Pocket DSは、Webに掲載されていた写真から「質感がチープなのかな?」と予想していたが(特にスターリーイエロー)、高密度のプラスチックを使っているからか、実物の質感は、決しておもちゃっぽくない。

AYANEO Pocket DS
AYANEO Pocket DS
本体正面
本体正面。microSDカードスロットが見える
左側面
左側面
右側面
右側面
背面
背面には大きな排気口がある。これにより、効率よく排熱する

 AYANEO FLIP 1S DSのものより大きいサブディスプレイを搭載していることも、所有欲を刺激する。

サブディスプレイ
5型と大きめのサブディスプレイを備える
他の機種との比較
AYANEOのAndroid端末で最も大きいディスプレイを搭載している「AYANEO EVO」(左上)との比較。同じ7型ディスプレイでも、横にコントローラーがあるかどうかで見た目が大きく異なる

 スタッフがAYANEO Pocket DSを使って「原神」をプレイしていたが、滑らかに動いていた。たまたま誰も触っていない同端末があったので、開きっぱなしになっていた原神でキャラクターを動かしてみたが、カクつくことなく走り回らせることができたし、波打ち際の水の描写も細かいと感じた。

原神
原神をプレイするスタッフの手元

AYANEOのサブブランド「KONKR」の最新機種も展示

 発表会では触れられなかったが、会場にはAYANEOのサブブランド「KONKR(コンカー)」のAndroidゲーミングデバイス「Pocket FIT」の実機も参考展示されていた。

 KONKRは、AYANEOブランドの端末が高価格化していることを受けて「よりカジュアルに使ってほしい」ということから作られたブランドだ。ディスプレイには液晶を、ボディーにプラスチック樹脂を採用することで低価格化を実現したという。

 本家AYANEOのWebサイトには、既に写真が掲載されているが、実物は予想していたより質感が良いと感じた。何よりAYANEO Pocket Sと同じような“ツライチ”のオールガラスフロントが美しい。

 こちらも2025年内に国内で販売を開始するとのことなので、楽しみに待ちたい。

KONKR Pocket FIT
KONKR Pocket FIT
フロントはオールガラス
フロントはいわゆる“ツライチ”のオールガラス
2色
今回は2色展示されていた。上がファントムブラックで、下がドラゴンイエローだ。詳細は、東京ゲームショウ 2025で発表される

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