レビュー
DJIが世に送り出した360度カメラ「Osmo 360」は、アタマ1つ飛び抜けた性能あり 実機テストで実感:武者良太の我武者羅ガジェット道(2/4 ページ)
DJIが「Osmo 360」を投入してきました。360度カメラ市場でも強い存在となるのではないか──実機をテストしてみて、そう実感しました。
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
安心感のある剛性の高いボディー
Osmo 360の本体サイズは、他のボックス型360度カメラと比べてもコンパクトです。そしてカメラらしく、梨地塗装が施されたボディーは適度な厚みと高い剛性があり、飛び出たレンズにさえ気を付ければ安心して持ち運べます。ボトムスのポケットに入れて、気軽に運用したくなりますね。
最も安価なスタンダードコンボにもレンズプロテクターが付属するのはありがたいところ。ポーチよりもレンズの保護力が高いと感じます。撮影したいときにはプロテクターを外すだけでいいので、チャンスを逃しません。
2つのカバーの開け方は慣れが必要
USBポートカバーとバッテリー/microSDメモリーカードスロットのカバーは、ロックボタンを横側に動かしてから、カバー全体を下に押し下げるようにして開きます。L字を描くように指を動かす必要があり、2段階の操作を行っている感覚があります。
最初はちょっと戸惑うものの、ドアを閉めるときにスライドさせると自動的にロックがかかり、しかもボタン開放時に見える赤いコーションラベルが見えなくなるので、これはうまい作りといえます。
バッテリー/microSDメモリーカードスロットのカバーを開いたところ。バッテリー容量は1950mAhで、Osmo Action 3〜5 Proのバッテリーと同じもの。microSDメモリーカードスロットは1TBまでの容量に対応
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
3万円以下で買える「AKASO 360」は360度カメラデビューにピッタリ? 他社製品との違いや強み/弱みを検証
カメラの価格は画質と直結しているところもありますが、AKASO 360のポテンシャルはいかがなものでしょうか。各社の製品を試している筆者がレビューします。
8K/30fpsで撮影できる360度カメラ「QooCam 3 Ultra」の強みと弱点 GoPro MAXみたいな箱型ボディー
QooCam 3 Ultraは、2023年に発売された「QooCam 3」のアップデートバージョンです。実機を用いて撮影テストをしてみました。
1年で大幅進化した「Insta360 X5」先行レビュー センサー大型化と新映像エンジンの実力を“X4”と比較した
「Insta360 X5」が登場! 大型センサーと新エンジンで画質向上、8K30fps、5.7K60fps HDRに対応。レンズ交換も可能に。
「Insta360 GO Ultra」はウェアラブルから本格撮影まで、 一台で何役もこなせる可能性を秘めている 実機レビュー
製品名に世代を示す数字ではなく「Ultra」と刻まれたあたり、従来のナンバリングモデルとは異なる思想で開発された最新アクションカメラということで、その実態に迫ってみましょう。
扱いやすい機能を凝縮したハイコスパなスマホジンバル「Insta360 Flow 2」 Proとの違いは?
特別な使い方をするのでなければ、Insta360 Flow 2で十分だと感じるモデルだったのです。




