11型Andoridタブでプロジェクターも内蔵! タフ過ぎる「Blackview Active 12 Pro」を試して分かったこと(3/3 ページ)
スマートフォンやタブレットを手掛けるBlackviewから、異色の11型タブレット「Blackview Active 12 Pro」が発売された。注目の機能をチェックした。
標準でPCモードを搭載
Blackviewのタブレットでは以前から使える機能だが、本機にはPCモード機能が用意されている。有効にするとPCライクなマルチウィンドウで操作が可能だ。キーボードとマウスで操作することが前提にはなるが、操作感は悪くない。
画面サイズが11型なのでPCモードが必要かと言われると微妙なところなのだが、プロジェクター機能が使える本機なら、壁面に投影してそれを見ながら操作することも可能だ。投影場所が必要にはなるが、外部ディスプレイを用意するよりも便利かもしれない。
まとめ
Active 12 Proは確実にニッチな製品だが、特定の用途には非常に魅力的なデバイスだ。一般的なタブレットのような持ち歩きには全く向いていないが、自宅で大画面でゲームをプレイしたり、キャンプでテントやタープにプロジェクター投影して大画面で動画を楽しんだり、工事現場で資料を投影しながら打ち合わせを行ったりする用途にはうってつけだろう。
約1.5kgという重量は確かにネックだが、車での移動や現場に置きっぱなしという使い方なら問題ない。むしろこの重量があるからこそ、プロジェクター機能や大容量バッテリー、高い耐久性といった他にはない特徴を実現できているとも言える。
モバイル性を犠牲にしてでも、「その場でプレゼンテーションしたい」「過酷な環境で映像コンテンツを楽しみたい」というニーズがあるなら、Active 12 Proは唯一無二の選択肢となるはずだ。汎用(はんよう)性よりも専門性を重視した製品として、評価に値するタブレットと言えるだろう。
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