イーロン・マスク氏がオープンソースのオンライン百科事典「Grokipedia」公開／Webポータルサイト「gooポータル」のサービス提供、11月25日で終了：週末の「気になるニュース」一気読み！（3/3 ページ）

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、10月26日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう！

[山本竜也，ITmedia]

2025年第3四半期の世界PC出荷台数は、前年同期比で8.1％増

　Counterpoint Researchは10月22日、2025年第3四半期（7月〜9月）の世界PC出荷台数が前年同期比で8.1%増加したと発表した。成長の主な要因は、10月のWindows 10サポート終了と、米国の輸入関税政策に関連する戦略的な在庫調整だとしている。

Counterpointが2025年Q3の世界PC出荷台数を発表。前年同期比で8.1%増になったとのことだ

　メーカー別では、Lenovoが17.4%増となり、主要6社中最高の成長率で首位を維持した。Appleは新MacBookモデルと企業採用の拡大により14.9%増となった。ASUSTeK Computerは四半期ベースで22.5%という成長を記録し、前年同期比でも14.1%増を達成した。上位5社で世界PC市場の約4分の3を占め、ハイエンド市場での集約が進んでいるという。

　Counterpoint Researchのシニアアナリストであるカン・ミンス氏は「現在の成長は主にOSの移行によるものだが、AI PCの台頭により業界はさらに深い変革を迎える準備ができている。ただし、この新たな成長の波はまだQ3のデータには十分に反映されていない」と指摘。QualcommのSnapdragon X2 Elite、IntelのPanther Lake（開発コード名）、NVIDIAとの協業によるチップなど、次世代プロセッサの本格出荷は2026年後半以降となる見込みで、AI PC市場の本格的な成長は2026年以降になると予測されている。

MicrosoftがWindows 11向けの10月プレビューパッチを公開

　Microsoftは10月28日、Windows 11向けに2025年10月度の非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。Windows 11 バージョン25H2および24H2向けが「KB5067036」、23H2向けが「KB5067112」となる。

Microsoftが、Windows 11向けに10月度の非セキュリティプレビュー更新プログラムを公開した

　Windows 11 25H2向けでは、以下のような機能が追加されている。

• スマートメニューのデザインを一新。アプリへのアクセスが簡単になる
• 「クリックして実行」のプロンプトボックスを使用すると、Copilotとの対話が効率化され、作業効率が向上する（Copilot+ PCのみ）
• ロック画面右下隅にカラーインジゲーターとバッテリー残量を含む新しいバッテリーアイコンが表示されるようになる
• 音声コマンドを実行するまでの遅延時間を設定可能になる

　非セキュリティプレビュー更新プログラムは、月例のセキュリティ更新プログラムに先駆けて変更内容をプレビューする目的のものだ。適用は必須ではなく、オプションを有効にしていなければ自動でアップデートされない。アップデートしなかった場合、基本的には翌月のセキュリティ更新プログラムと同時に適用される。