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マウスコンピューターの最新フルタワーゲーミングPC「NEXTGEAR HD-A7A7X(ホワイト)」を試す 高パフォーマンス+高コスパで高い満足感!(2/3 ページ)

マウスコンピューターの最新フルタワーゲーミングPC「NEXTGEAR HD-A7A7X」は、ハイエンド構成ながらコストパフォーマンスの高いゲーミングデスクトップPCだ。今回は、Ryzen 7 9800X3D搭載のホワイトモデルの実力をチェックしていく。

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光の演出も楽しめる新型フルタワーシャーシ

 本製品は、NEXTGEARシリーズに新たに加わった新型フルタワーシャーシを採用している。ブラックとホワイトの2色が用意されているが、評価機はホワイトだ。色温度高めの鮮やかなホワイトで、NEXTGEARのブランドカラーであるフラッシュマゼンダのアクセントとのコントラストが新鮮だ。建築物からインスパイアされたという意匠も印象深い。

前面
前面。斜めにカットしたメッシュパネルの効果で、NEXTGEARの「N」の文字のように見える
背面
背面。電源ユニットは底部に搭載している
こだわりのエンボス加工
こだわりポイントの1つとして、メッシュ部にエンボス加工で刻んだNEXTGEARのシンボルが挙げられる。なかなか格好いい

 本ケースには240mmラジエータの水冷クーラーが搭載できる他、グラフィックスカードのスタビライザーと、着脱式フィルターを備えている。プロユースも想定した「G TUNE」シリーズと比べると、ボタンの作りやフレームの厚みなどの細かい部分でコストダウンを感じるものの、冷却拡張性や高負荷時の安定性にも配慮されており、ハイスペックな構成でも安心して運用できるようになっている。

ライティング
上面のボタンを押すと、LEDライティングを有効にできる。発光色は、赤/黄/緑/水色/青/白/紫の7種類だ。3パターン+各色固定での光の演出が楽しめる。
実際に光らせた様子
左側面
左側面のパネルは強化ガラス製で、中身が見えるようになっている
外してみる
パネルを外したところ。3連ファンのグラフィックスカードの搭載を想定して、内部スペースは余裕を持って確保されている
スタビライザー
グラフィックスカード用のスタビライザーも標準で装備している
上面
上方排気するために、上面には排気口が多数空いている。マグネット着脱式のダストフィルターも装備している
底面
底面にも着脱式のダストフィルターを装備している。メンテナンス性に配慮されているのはうれしい

2.5GBASE-T対応有線LANを標準装備 無線LANも追加可能

 グラフィックスカードの画面出力端子はDisplayPort×3+HDMI×1という構成で、最大4画面の同時出力が可能だ。

 USBポートは、天面と背面で合わせて13基を備える。うち2基はUSB Type-Cだ(天面はUSB 3.2 Gen 1、背面はUSB 3.2 Gen 2で、いずれも画面出力非対応)。10Gbps超の転送速度には非対応だが、実用面では十分な内容だろう。

 通信機能は2.5GBASE-T対応の有線LANを標準装備している他、BTOオプションで無線通信機能(Wi-Fi 6E対応無線LAN+Bluetooth 5.x)を追加することも可能だ。

天面
本体前方の端子類は、天面の手前側にある。USB Standard-A端子×2とUSB Type-C端子×1(いずれもUSB 3.2 Gen 1)の他、ヘッドセット端子も備える。ライティング機能を切り替えるボタンも備えている
背面
背面の端子類。USB端子はUSB 3.2 Gen 2 Type-C含めて10基搭載している。有線LAN端子は2.5GBASE-T対応だ

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