「JBL Soundgear Clips」は長時間使っても耳が痛くなりにくい JBLブランド初のイヤーカフ型イヤフォンを試す(1/2 ページ)
JBLブランドとしては初となるイヤーカフ型のオープンイヤーイヤフォン「JBL Soundgear Clips」を試してみた。
ハーマンインターナショナルの「JBL Soundgear Clips」は、JBLブランド初となるイヤーカフ型のオープンイヤーイヤフォンだ。直販価格は1万8700円で、カラーはブラック/ホワイト/コッパー/パープルの4色展開となる。なお、パープルはAmazon限定カラーだ。
独自設計による装着性
JBLブランドのオープンイヤーイヤフォンとしては、「JBL Soundgear Sense」や「JBL Endurance Zone」などがあり、8月末からはフラッグシップ機となる「JBL Sense Pro」の先行販売をGREEN FUNDINGで開始し、市販も始まっている。
これらは全て、耳に掛けるイヤーフック式のオープンイヤーイヤフォンだが、JBL Soundgear Clipsはイヤーカフ型というのが大きな違いとなっている。
アーム部分には微妙な角度が付けられた独自設計の「JBL SonicArc」を採用する。耳輪の厚みや形の違いによらず、長時間の利用でも快適な装着性を実現している。
イヤーカフ型では左右ユニットの区別がない製品も多いが、JBL Soundgear Clipsには左右の違いが存在する。見た目ではほとんど分からないが、ケースへの収納も左右を間違えると収まらない。
Bluetoothのバージョンは5.4で、対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP、対応コーデックはSBCとAACだ。再生時間はイヤフォン単体で最大約8時間、充電ケース併用で約32時間となる。イヤフォン本体はIP54の防じん/防水規格に対応している。
操作方法とカスタマイズ性
再生/停止や音量調整などは、タップ操作で行える。耳の裏側に来る部分の表面がタッチセンサーになっており、デフォルトでは、左側のタップでボリュームアップ、ダブルタップでボリュームダウン。右側はタップで再生/停止、ダブルタップで次のトラック、トリプルタップで前のトラック。タップ&ホールドは左右共通で音声アシスタントの起動となっている。
これらの操作だが、左側は音量コントロール、右側は再生コントールとして割り当てられており、各操作をカスタマイズすることはできない。ただ、左側を再生コントロールに割り当てたり、左右ともに音量コントロールにしたり、タッチ操作を無効にしたりすることは可能だ。
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