Windows 11 Enterprise(バージョン 23H2)で再起動/休止できない不具合、解消しきれず 「仮想セキュアモード」を使っているデバイスで
Windows 11 Enterprise(バージョン 23H2)で発生している「再起動/休止できない」不具合について、 解消するための帯域外(OOB)更新プログラムがリリースされたが、「仮想セキュアモード」を使っているデバイスでは効果がないことが判明した。Microsoftでは、さらなるOOB更新プログラムの配信を予定している。
既報の通り、Microsoftは1月17日(米国太平洋時間:以下同)、過去のバージョンのWindows 10/11向けに帯域外(臨時:OOB)更新プログラムを配信した。
このOOB更新では、Windows 11 2023 Update(バージョン 23H2)固有の問題として報告されていたSecure Launchを利用しているデバイスにおいて「シャットダウン」「休止状態」ができない事象を解消できるはずだったのだが、当該デバイスで「仮想セキュアモード(VSM)」が有効な場合は事象が解消されないことが判明した。
Microsoftでは、本件についてさらなるOOB更新プログラムの配信を予定している。
なお、Windows 11 2023 Updateの通常エディション(Home/Pro)はサポートを終了しており、OOB更新プログラムの対象はサポート継続中のEnterpriseエディション(IoT Enterprise LTSCを含む)のみが対処となる。
元のOOBプログラムは「Windows Update」でも配信開始
余談だが、1月17日から配信しているOOB更新プログラムは、1月24日から通常のWindows Updateでも配信を開始している。まだ適用していない場合は、設定の「Windows Update」を通して適用可能だ(1月の定例更新プログラムが未適用の場合は、本OOB更新プログラムが代わりに適用される)。
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