改めて考える単眼カメラとモノラルスピーカー それでも「iPhone Air」を推したくなる理由(2/3 ページ)
2025年9月に登場した「iPhone 17」シリーズの中で、ひときわ異彩を放つのが「iPhone Air」だ。賛否両論が飛び交うモデルだが、スペック表の数字だけでは測れないその真価は、果たして日常の使い勝手にどう響くのだろうか。
カメラは単眼という割り切り
ボディーの薄さを実現するために犠牲になった部分の1つが、背面カメラだ。最近のスマホは2眼や3眼構成が当たり前になっているが、iPhone Airは48MP Fusionカメラのみとなっている。
等倍切り出しで2倍ズーム、デジタルズームで最大10倍までは撮影できるが、超広角がないため、風景などで広い範囲を撮りたいと思ったときには物足りなさを感じる。また、他モデルでは超広角カメラが担っているマクロ撮影にも非対応だ。
とはいえ、筆者の使い方を振り返ってみると、日常的に使うのはメインカメラがほとんどで、超広角を使う機会は限られている。日常のスナップ写真やSNSにアップする目的であれば、48MPのメインカメラで十分な性能を発揮してくれる。
また、iPhoneらしい自然な色合いの写真は健在だ。 カメラにこだわりがある人には物足りないかもしれないが、一般的な用途であれば大きな問題にはならないだろう。
ちなみに、フロントカメラは他のiPhone 17シリーズと共通で、18MPセンターフレームカメラを備える。センサーサイズが正方形になったので、縦持ちのまま横向きの写真も撮影できるようになったのが特徴だ。また、横に構えると遠く感じるカメラコントロールも、縦持ちだと自然と指がかかる位置になり使いやすい。
バッテリー持ちは? 1日使うには十分
ボディーの薄さのために、もう1つ犠牲になっているのがバッテリー容量だ。Appleは搭載しているバッテリー容量を公表していないが、ビデオの再生時間での比較では、iPhone Airが最大27時間なのに対し、サイズが小さいiPhone 17でも最大30時間となっている。
ただ、最大27時間は前モデルのPro(iPhone 16 Pro)に匹敵する動作時間を維持している。動画の連続再生という測定方法なので実使用では変わってくるが、1日は十分に持つバッテリー性能と言っていいだろう。
なお、Appleもバッテリーへの不満を想定していたのか、iPhone Air専用のMagSafeバッテリー(1万5800円)を用意している。
これを利用すれば最大40時間の動画再生となるが、iPhone Airの薄さや軽さといった部分は犠牲になる。モバイルバッテリーとして必要な時に装着するのは問題ないが、常に装着しっぱなしという使い方をするくらいなら、iPhone 17やiPhone 17 Proの購入を検討した方がいいだろう。
試しに、ゲームアプリの「デュエットナイトアビス」を1時間ほどプレイしてみたところ、バッテリーを15%ほど消費した。外でゲームをプレイしているという人は、何かしらのモバイルバッテリーがあった方が安心だ。
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