引き算ではなく「厳選」の1台 実機で分かった「iPhone 17e」が“2026年の本命”になる理由:本田雅一のクロスオーバーデジタル(4/4 ページ)
まもなく発売される「iPhone 17e」。iPhone 17ファミリーにおける廉価モデル……と思いきや、実際に使ってみるとAppleは「廉価モデル」のつもりで作っているわけではないことが良く分かる。
1年を通して「最も売れるiPhone」になる可能性が高い理由
ミドルクラスのiPhoneは、これまでも売り上げランキングの上位にコンスタントに入り続けてきた。その中でもiPhone 17eは、特別に大きなシェアをもたらす可能性が高い。
理由は単純で、“今の”iPhoneだからだ。長く使えること。そして価格が無理を強いないこと。これら3点を、とても上手にそろえている。
120Hz表示や超広角カメラ、UWBの優先順位は、必ずしも万人にとって最上位ではない。一方で、毎日手にする道具として処理が軽く、AI機能が自然に動き、バッテリー持ちがよく、古びにくいことの価値は大きい。iPhone 17eは、そうした多数派の現実に極めて素直に答えている。
だからこのモデルは、iPhoneのProモデルやハイエンドのAndroidスマホのように「発売直後だけ勢いがある製品」では終わらないはずだ。春に話題になって終わる(売れ筋から外れる)のではなく、夏も秋も冬も、売り場の定番として残り続けるタイプの強さを持っている。
iPhoneの「入門機」ではなく「2026年の本命」
桜に似たソフトピンクは、たぶんiPhone 17eの本質をよく表している。目立とうとしているわけではない。だが、春の街に置くと、不思議なくらい自然になじむ。
全部入りではない。最上位でもない。それでも、2026年の日本でスマホを1台選ぶという現実の中に置いたとき、これほど過不足なく収まる製品はそう多くない。
廉価版ではない。手にすれば、質感とビルドクオリティーの高さを改めて実感すると思う。そして2026年のiPhoneの中で、一番広く、かつ一番長く売れる可能性を持った1台になるだろう。
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