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「GeForce RTX 50」シリーズと「DLSS 4.5」でゲーミング体験はどう変わる? NVIDIAの中の人が解説NVIDIA Gamer Day 2026(3/3 ページ)

NVIDIAが3回目のコンシューマー向けイベントを開催した。この記事では、冒頭で行われたNVIDIAの“中の人”によるプレゼンテーションを中心にお伝えする。

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主要PCメーカーが“自信作”のゲーミングノートPCを披露

 今回のイベントでは、主要なPCメーカーがGeForce RTX 50シリーズを搭載したゲーミングノートPCを展示していた。ざっと見ていこう。

マウスコンピューター

 マウスコンピューターでは、国内で唯一である水冷ノートPC「G TUNE H6-I9G90BK-C」と、ベイパーチャンバーによる高効率冷却が可能な「G TUNE W4-I7G50BK-A」を展示していた。

 水冷式のG TUNE H6-I9G90BK-Cでは、DLSS 4.5を用いて、「ディスプレイのリフレッシュレートは300Hzが上限だが、(スペック的には)それ以上のフレームレートを出すことができる。外付け水冷ボックスにより、内部を冷やせるので、これだけの処理をしても安定している」と語った。

「G TUNE H6-I9G90BK-C」
「G TUNE H6-I9G90BK-C」。左に見えるのが外付け水冷ボックスだ。精製水を冷却剤として用いる
熱くない
水冷中のG TUNE H6-I9G90BK-Cは、触れてもほんのり温かい程度だった
「G TUNE W4-I7G50BK-A」
「G TUNE W4-I7G50BK-A」

サードウェーブ

 サードウェーブでは、GALLERIAブランドで展開するゲーミングノートPC「GALLERIA XL7R-R56-6A」と「GALLERIA RL7C-R55-5N」を展示していた。

 「全てとは言えないものの、押さえておきたいゲームタイトルを快適にプレイでき、かつ機動性の高いものを選んで持ってきた」とのことだった。

 他社が40万円〜70万円という価格設定のゲーミングノートPCを持ってきているところ、GALLERIA XL7R-R56-6Aは20万9000円ほど、GALLERIA RL7C-R55-5Nは25万円を切る価格設定なので、「これからゲームを始めたい」「ゲームをするかもしれないけれど、普段使いもしたい」という人に最適だと感じた。

「GALLERIA XL7R-R56-6A」
「GALLERIA XL7R-R56-6A」
「GALLERIA RL7C-R55-5N」
「GALLERIA RL7C-R55-5N」

ASUS JAPAN

 ASUSブースでは、「ROG Zephyrus G14 GA403WR」と「ROG Strix SCAR 16 G635LX」を展示していた。

 ROG Zephyrus G14 GA403WRは14型で、ゲーミングノートPCとしては主張の控えめなデザインかつ、約1.57kgで持ち運びしやすい。スピーカーを6基搭載しており、音の良さが自慢だ。小さくてもファンを3基搭載しており、本体内部を冷却する。

「ROG Zephyrus G14 GA403WR」
「ROG Zephyrus G14 GA403WR」

 ROG Strix SCAR 16 G635LXはGeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載したROGシリーズ最上級モデルだ。それなりに高価なのだが、担当者いわく「モンハンを快適にプレイできる上、物理ボタンでファンのモードを変えられるので、さまざまなゲームに対応する」とのことだ。

 裏ぶたを簡単に外すことができるのも魅力で、メモリの他、ユーザーによるストレージ(SSD)の増設も行える。「裏ぶたを開けることで保証対象外になることはないのか?」と気になって質問したのだが、「(メモリやSSDは)デフォルトで搭載していたものに戻してもらえれば、保証対象製品として修理を受け付けられる」という。

「ROG Strix SCAR 16 G635LX」
「ROG Strix SCAR 16 G635LX」
ボタンでファンモードを切り替え
物理ボタンでファンのモードを切り替えられるのがありがたい。サイレント、パフォーマンス、ターボの間でスイッチする
簡単に外せる
簡単に外せる裏ぶたで、内部に手軽にアクセスできる

GIGABYTE

 「元々基板屋(マザーボードメーカー)だったので、NVIDIA Gamer Dayには力を入れて、最新機種を用意している」と語るのはGIGABYTE(日本ギガバイト)の担当者だ。

 「AORUS MASTER 16 BZHC6JPE64SP」は、GeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載しており、最大230WのTDP(熱設計電力)に対応する設計となっている。「AERO X16 1VH93JP893AH」は、持ち運びに適したスリムなGeForce RTX 5060 Laptop GPU搭載ゲーミングノートPCだ。

 「NVIDIA Blackwell Max-Qの賢いAI機能のおかげで、電源を抜くと自動的に内蔵GPUモードに、接続すると独立GPUモードになり、長時間駆動を実現する。外で作業するときなどに、このスリムさでも6〜8時間ほど作業してもらうことができる。いいとこ取りをした機種だ」と説明してくれた。

「AORUS MASTER 16 BZHC6JPE64SP」
「AORUS MASTER 16 BZHC6JPE64SP」
「AERO X16 1VH93JP893AH」
「AERO X16 1VH93JP893AH」

レノボ・ジャパン

 レノボ・ジャパンブースでは、GeForce RTX 50 Laptop GPUシリーズのAI処理能力を活用した「NVIDIA Broadcast」の展示を行っていた。これは、オンライン会議などで人物と背景を分離して、人物のみを相手側に表示するという既存の技術を強化したものだ。

 例えば、お互いにバーチャル背景を設定したオンライン会議でPCの向こうにいる人が、「これを見てもらいたいんですが」と書類などをカメラにかざすと、人も書類も消えてバーチャル背景のみが表示されて何も分からなかったということがあるだろう。

 しかし、NVIDIA BroadcastとLenovoの技術を組み合わせることで、人物が手にしているモノも“映すべきもの”と認識され、モノがバーチャル背景に代替されるということを防げる。さらに、Lenovoによる独自チューニングで、距離を測定して、範囲外の人物の映り込みを避けることができる。オンラインの向こう側にいる人の気を散らすことなく、会議を続行できるというわけだ。

「Lenovo Legion 5a Gen 11」
NVIDIA Broadcastの実演をしていた「Lenovo Legion 5a Gen 11」。手に持っているカメラが消えていないこと、また少し離れた位置にいるスタッフが、正面を向いているにもかかわらず映っていないことが分かる

 レノボは2017年、「Legion(レギオン)」ブランドでゲーミングPCに参入し、現在ではハンドヘルドゲーミングPCなども展開している。「イベント3回目にしてNVIDIA Gamer Dayに初参加を決めたのは、レノボのゲーミングPCブランドとしての認知度を高めたいから。高性能なAI処理の行えるNVIDIAのGPUと弊社のシステム開発力の強みを生かした製品があることを、ぜひ知ってもらいたい」と担当者は意気込んでいた。

意気込み
意気込みが伝わるようなスタッフのお二人。なお、距離の関係で、右側の人は消えかかっている

MSIや日本エイサー、LEVEL∞(レベルインフィニティ)なども出展

 その他、MSI(エムエスアイコンピュータージャパン)は「Stealth A16 AI+ A3HW」を、日本エイサーは「PREDATOR HELIOS NEO 16S AI」と「PREDATOR TRITON 14 AI」を、ユニットコムはiiyama LEVEL∞ブランドの「LEVEL-16WR172-U7-UKSX」と「LEVEL-15WR174-U7-TKPX」を展示していた。

「Stealth A16 AI+ A3HW」
「Stealth A16 AI+ A3HW」
「PREDATOR HELIOS NEO 16S AI」
「PREDATOR HELIOS NEO 16S AI」
「LEVEL-16WR172-U7-UKSX」
「LEVEL-16WR172-U7-UKSX」
「LEVEL-15WR174-U7-TKPX」
「LEVEL-15WR174-U7-TKPX」

 リリース前のゲームを、最新GPUを搭載したゲーミングノートPCで体験できる貴重な機会に、雨の降る寒い日であったが多くの参加者が訪れていたのが印象的であった。

会場内のイメージ
会場内は大勢の参加者で賑わっていた

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