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ライカ共同開発の2眼ジンバル「Insta360 Luna Ultra」レビュー 12倍望遠、画面分離ギミックを持つ片手8Kカメラ武者良太の我武者羅ガジェット道(2/4 ページ)

Insta360初のジンバルカメラ「Luna Ultra」をレビューします。ライカ共同開発の2眼レンズを搭載し、片手での8K撮影や最大12倍ズームを実現。画面が分離してリモコンになる革新ギミックなど、全方位に隙のない万能感を検証します。

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ライカ共同開発のレンズを搭載した2眼ジンバルカメラ

 スペックを確認すると、クロップおよびデジタルズーム込みで1〜2.9倍をカバーするメインレンズ(左)には1型センサー、3〜12倍を担う望遠レンズ(右)には1/1.3型センサーが採用されています。一般的に望遠側はレンズ構成が複雑になりがちですが、左右のレンズユニットがほぼ同等のサイズに収まっている点に、設計の巧みさがうかがえます。

Insta360 Luna Ultra
メインレンズ 1型、Leica Summicronレンズ、F1.8、14ストップのダイナミックレンジ
望遠レンズ 1/1.3型、プロ仕様望遠レンズ、F2.0
ズームレンジ 1〜12倍ズーム、最大6倍ロスレスズーム対応
チップ トリプルAIチップ(フラグシップ4nmチップ+デュアルイメージングチップ)
タッチスクリーン 着脱式2型 OLEDタッチスクリーン
最大動画解像度 8K/30fps Dolby Vision、4K/60fps PureVideo
スローモーション 4K/120fps、1080p/240fps
最大写真解像度 2億画素パノラマ写真、3700万画素UltraPhoto
Logモード 10-bit I-Log ACES対応
バッテリー容量 1550mAh
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フロントパネルできらりと光るLEICAのロゴ

 天面には「VARIO(ズームレンズ)」と「SUMMICRON(開放F値2クラスのレンズ)」の名称が印字されています。「1:1.8-2.0」は各レンズの開放F値を示し、「20-60」はメイン側がフルサイズ換算20mm、望遠側が同60mmの基準焦点距離であることを意味しています。

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ライカの命名規則にのっとったレンズ名が印字されている

 さらにLuna Ultraは、クロップとデジタルズームを組み合わせることで最大12倍(フルサイズ換算で240mm相当)のズームが可能です。また、望遠側の最短撮影距離が15cmと短いため、マクロ撮影にも強いという特徴を持っています。

 片手持ちのスタイルでブレのない8K/30fps動画が撮れるのは、Luna Ultraの大きなトピックであり、まさに快挙と言えます。これにより8K撮影のハードルが一気に下がりました。加えて、4K/120fpsや1080p/240fpsのハイフレームレート撮影にも対応しており、滑らかな映像や印象的なスローモーション動画も得意としています。

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ジンバルカメラでも8K撮影が可能な時代がやってきた

 ダイナミックレンジは14ストップと広く、HDR撮影が標準仕様となっています。シーンごとに明るさを最適化するDolby Vision撮影にも対応しています。端的に言えば、「手ブレを徹底的に抑えながら、映画のような美しい映像を片手で簡単に撮れるカメラ」に仕上がっています。

 とはいえ、8K映像はファイルサイズが非常に大きくなります。高画素センサーの性能を引き出すには高いビットレートが必要で、圧縮効率に優れたH.265で記録しても、わずか10分の動画で10〜20GBに達します。内蔵ストレージの容量は47GBのため、本格的に8K動画を撮りためるのであれば、1TBクラスのmicroSDメモリーカードや、PC/外部ストレージなどのバックアップ環境をあらかじめ整えておきたいところです。

視認性と操作性を両立した大型ディスプレイ

 本体には、横位置撮影がしやすい回転式の2型TOLED(有機EL)タッチディスプレイを搭載しています。収納時の縦位置からディスプレイを回転させるだけで、自動的に電源がオンになる仕様です。

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発色に優れたOLEDディスプレイが、高い視認性と操作性を実現

 収納状態(縦位置)のままでも、ボタンの長押しで電源を入れられます。この状態では最大3K/60fpsでの撮影が可能となっており、TikTokやYouTubeショートといった縦型動画をメインに制作するクリエイターにとって、非常に重宝するモードになるはずです。

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縦位置のままでも撮影できる

 メインメニューを確認すると、単にアイコンを羅列するだけでなく、アイコン名や機能名が併記されている項目が目立ちます。プロユースを意識したスペックでありながら、あえて1画面のアイコン数を絞って分かりやすさを最優先したUIからは、これまでスマホでの撮影が中心で、本格的な撮影機器になじみが薄かったユーザー層にも使ってほしいというメーカーの意図が感じられます。

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メニュー操作に不慣れなユーザーにも配慮されたUI

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