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ASUSが法人向けPC市場に本腰 攻略の先兵となる「ExpertBook Ultra」の頑丈さと高い性能、ジョニー会長が語る日本への思い(2/3 ページ)

ASUS JAPANは6月17日、法人向けイベント「ASUS Summit 2026」を開催し、日本国内の法人向けPC/エンタープライズ市場への本格参入を発表した。コンシューマー市場で培った技術力と品質保証を武器に、デバイスからサーバ領域まで「全方位のAIインフラ」でビジネス変革を狙う同社の戦略と本気度に迫る。

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2種類の最先端「有機ELディスプレイ」採用と圧倒的な頑丈さ


最上位のモーングレーモデルでは、最大1400ニト対応のタンデム有機ELを備える。非光沢なのもビジネスモデル向けらしい仕様だ

 ディスプレイは14型の3K解像度(2880×1800ピクセル)を採用しており、ターゲットと本体カラーに応じた2つのパネル仕様を用意した。上位モデルには、有機ELパネルを2層重ねた「3Kタンデム有機EL」を搭載し、通常の有機ELの約3倍の明るさ(最大1400ニト/120Hz)を実現しつつ、消費電力を最大40%削減したとのことだ。

 一方、法人/企業向け販売モデルは、プラスチック基板を用いた「3Kフレキシブル有機EL」を採用した(こちらの最大輝度は最大1000ニト/120Hz)。ガラス素材より軽量で割れにくく、持ち運びに特化した耐衝撃性を備えている。

 両モデル共にCorning Gorilla Matteを採用し、映り込みを最大80%低減(19GU)、ギラつきも最大50%低減することで、快適な作業環境を提供する。


スペック上では、キーボードに200〜350cc程度の液体(水)がかかっても大丈夫となっている。デモンストレーションでは1Lの水が“ぶっかけ”られたが、動作に支障はなかった

本体上に約50kgのウエイトを置いても耐える仕様となっているが、デモでは100kgのオモリが積まれたのに加え、成人男性がディスプレイ部分に乗っても無事に動作した

ディスプレイ側の角を持ち、本体を持ち上げるというねじれテストも試したが、こちらも壊れることなく動作した

 ビジネス用途では、頑丈さも重要だ。ボディーはマグネシウム・アルミニウム合金のCNC加工で作られ、全面に施されたナノセラミックテクノロジーにより硬度9Hの耐摩耗性を実現している。

 米軍軍用規格であるMIL-STD-810Hのテストで24項目をクリアした他、発表会では「100kgのウェイトプレートを載せる耐荷重テスト」や「キーボードに1Lの水をかける防水テスト」の実演が行われ、その物理的な頑丈さを前面に押し出した。


「MIL-STD-810H」規格のテストに加え、開発段階では同社独自の耐久テストも行っている

ローカルAIとセキュリティによる生産性の向上

 ソフトウェア面では、独自のハイブリッドAIアプリ「ASUS MyExpert」を搭載する。オンデバイスAIとクラウドAIをシームレスに使い分け、オフライン環境下でも安全に文書の要約やコンテキスト検索、チャットアシスタントを実行可能だ。


独自のAIアプリ「ASUS MyExpert」の画面。有料オプションを利用することで、利用範囲が拡大する

 オーディオには、デュアルマグネティックウーファーと専用ツイーターからなる6基のスピーカーを内蔵し、Dolby Atmosにも対応する。AIノイズキャンセリング機能と組み合わせることで、出張先などからのWeb会議でもクリアなコミュニケーションを実現できる。また、「ASUS ExpertGuardian」により、BIOSの自動復旧機能やTPM 2.0、顔認証や指紋認証などの多層的なセキュリティを提供する。

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