視界に情報が浮かぶ「Rokid AIスマートグラス」を試す スマホを超えるトキメキあり?(2/4 ページ)
Makuakeで6億円以上の資金を調達し注目を集める「Rokid スマートAIグラス」の実機レビューをお届け。約49gの軽量ボディーにカメラとディスプレイを凝縮。AI字幕やハンズフリー撮影の実力から、実生活での課題までを解説する。
「Rokid スマートAIグラス」の基本スペックと特徴
Rokid スマートAIグラスを開発したのは、2014年に設立された中国Rokidだ。同社はこれまで大画面を投写するARグラスを中心に手掛けてきたが、その技術を凝縮し、日常使い向けのスマートグラスを完成させた。
日本では2月26日にMakuakeで先行販売が開始され、7月10日には一般発売も予定されている。価格は10万9890円で、既に予約受付も始まっている。
スペック面を見ると、SoCは「Qualcomm Snapdragon AR1 Gen 1」と「NXP RT600」のデュアル構成で、2GBのRAMと32GBのストレージ(ROM)を内蔵している。通信規格はWi-Fi 6とBluetooth 5.3をサポートし、スマートフォンとシームレスに連携する。本体重量はわずか約49gだ。
一般的なメガネと比べても遜色のない見栄えと軽さであり、外見からスマートグラスだと見抜くのは難しい。なお、現時点でのフレームデザインはウェリントン型の1種類のみとなっている。
ディスプレイにはMicro LEDが採用され、解像度は640×480ピクセル、最大輝度は1500ニットを誇る。映像を回折光導波路技術によって網膜方向へ直接届ける構造のため、表示内容が周囲からのぞき見られる心配はない。表示色はグリーン単色だ。輝度や表示位置の微調整は、専用のスマートフォンアプリから行える。
フロントフレームの左端には、ソニーのイメージセンサー「IMX681」を採用した1200万画素のカメラ(絞りF2.25、視野角109度の広角仕様)を搭載する。
本体の起動中は、テンプルのアクションボタンを押すだけで即座にスナップ撮影が可能だ。初期状態ではアスペクト比3:4の縦長写真が撮影されるが、設定変更により9:16や4:3のアスペクト比も選択できる。さらに、ボディーには4基の全方位AIノイズリダクションマイクと、クリアな音を届けるAACデュアルスピーカーが配置されている。
なお、視力矯正が必要なユーザー向けには、マグネットで着脱できる専用のクリップオンレンズが用意されている。別売りのクリップオン式フレーム(6490円)と度付きレンズ(1万5190円から)を組み合わせることで、普段のメガネと同じように快適に使用可能だ。
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