Snapdragon X2搭載「Surface Laptop 13.8インチ」「Surface Pro 13インチ」はCopilot+ PCの“完成形”? 外観をじっくりとチェックしてみた(3/3 ページ)
Microsoftが7月に発売したSnapdragon X2搭載の「Surface Laptop 13.8インチ」「Surface Pro 13インチ」には、それぞれ新色が用意されている。スペックのレビューをする前にその外観をチェックしてみたい。
Surface Pro 13インチ(第12世代):自由自在なスタイルにOLEDの美しさ
Surface Pro 13インチは、気付けば12世代まで到達していた。ボディーの基本デザインは2022年にリリースした第9世代から踏襲しており、先述のフレックス キーボードを含めて、オプションのキーボードは第9世代以降で共用できる。
今世代で登場した新色のDuneは、落ち着きのある灰色がかったベージュだ。名前通り、「砂丘」をイメージできる、上品な色合いも魅力といえる。
本体のポート類は、左側面にUSB4ポート2基(映像出力/電源入力対応)、右側面にSurface Connectポートを備えている。形状の違いもあるが、Surface Laptopと比べるとスッキリとしている。USB Type-Cコネクターを備えない機器については、変換アダプターやポートリプリケーター(ドック)を用意する必要がある。
公称の重量は本製品が約895g、フレックス キーボードが約340g(スリムペン抜き)となっており、両方を一緒に持ち歩くと約1235gとなる。今回のレビュー機の実測重量は、本製品が873g、フレックス キーボードが354g(スリムペン込み)で合計1227gとなった。
本体のみであれば、タブレットPCとしてかなり持ち運びやすい。一方で、フレックス キーボード込みだとSurface Laptop 13.8インチより少し軽い程度で、一般的なモバイルノートPCとそれほど変わらない重量感となる。
単体タブレットとして使う時間が長いならPro、常にキーボード込みで使うならLaptopを選ぶといいだろう。
今回一緒にレビューするフレックス キーボードだが、Bluetoothによるワイヤレス接続に対応しているので、例えば「画面(本体)だけをキックスタンドで目線の高さに立てかけ、キーボードは膝の上や少し離れた手元に置いてリラックスして文字を打つ」という使い方も容易だ。
キータッチはこちらも良好だが、キーボードに角度をつけた状態でタイプすると浮いてしまう関係上、若干たわみが発生してしまう。これは構造上仕方のない点でもある。
スリムペンは、フレックス キーボードの収納ポートに格納するとワイヤレスで充電される仕組みだ。
Surface Proシリーズでは「Microsoft Pen Protocol(MPP)」規格のスタイラスペンを利用可能で、必ずしも純正のスリムペンにこだわる必要はない。ただ、試しに筆者所有のMPP準拠ペン(ワコム「Bamboo Ink Plus」)を使ってみたところ、初回のペン先感知で反応しないことが多く、少なくとも今回の環境では満足できる動作とは言えなかった。
純正以外のMPPペンを使う場合は、事前に実機での動作確認をしておきたい。
Surface Pro 13インチ(第12世代)の細かな特徴として、ストレージ(SSD)の交換が容易なことも紹介したい。
本製品は本体背面(キックスタンド下)にSSDスロットがあり、ふたを開ければすぐにSSDにアクセスできる。SSDはM.2 Type 2230のPCI Express接続(NVMe規格)で、トルクスプラスドライバーがあれば着脱可能だ。
万が一のストレージトラブルや将来的な拡張の面でも、メンテナンス性の高さに配慮されている設計となっているが、純正品以外に交換した場合は保証やサポートの対象外となる可能性があるので注意したい。
ACアダプターはSurface Connect接続のものが付属
今回レビューする両製品には、Surface Connectポートに接続する39W出力のACアダプターが付属する。Surface Connectはコネクターの向きを気にせずに接続できるのが特徴で、USB4ポートをふさがずに充電できるのもメリットだ。ただ、39W出力なのでバッテリーの充電は少しゆっくりとなる。
充電スピードを少しでも速くしたい場合は、USB PD(Power Delivery)対応品を含む、より大きな出力に対応したACアダプターを用意することをお勧めする。両製品の場合、最大60Wの急速充電に対応している。
入手性を考えると、USB PD対応ACアダプターをかばんに1つしのばせておくのがお勧めだ。最近は45〜65W出力ならかなりコンパクトな製品もある。持ち運びの荷物を少なくしつつ、スピーディーな充電を行える。
日常のデスクワークではポートを節約できる付属のACアダプター、モバイル時の緊急充電や持ち歩き用には市販のUSB PD ACアダプターというように、用途に合わせて充電環境を使い分けられる柔軟性の高さも魅力といえる。
ここまで、Surface Laptop 13.8インチ(第8世代)とSurface Pro 13インチ(第12世代)の外観を中心に見てきた。ハードウェアの性能やパフォーマンスについては別の記事で紹介する。
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