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上下2画面で21型相当の圧倒的作業領域! 実売約7万円で手に入るサンコーの2画面モバイルディスプレイを試すモバイルディスプレイの道(2/3 ページ)

サンコーから登場した「15.6インチ上下2画面拡張デュアルモニター 4K」(PUHD26HBK)は、15.6型のディスプレイを上下に2枚連結するユニークかつハイスペックなモバイルディスプレイだ。実際の試用レポートをお届けする。

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3つの表示モードを側面ボタンで簡単切り替え

 では実際に使ってみよう。接続方式はUSB Type-C/HDMI/DisplayPortの3択だ。2基あるUSB Type-Cポートは、試した限りデバイスとの接続には下側のポート、ACアダプターは上側のポートを利用するようだ。なお本製品ではこのACアダプターの利用は必須となっており、USB Type-Cケーブル1本での駆動はできないので気を付けたい。

 本製品は、類似の2画面タイプのモバイルディスプレイと同様、複数の表示モードを備えている。

 まずは、マルチディスプレイモードからだ。本製品の2つの画面を別々に用いるモードで、接続元のデバイスと合わせて3つの画面を利用する。また2台のデバイスで2画面の片方ずつを利用するというトリッキーな使い方も可能だ。


接続方法はUSB Type-C/HDMI/DisplayPortの3通りとなる。いずれのポートも本体左側面にある

マルチディスプレイモード。2つの画面に異なる内容を表示することから、ノートPCと合わせて3つの画面を有効活用できる

マルチディスプレイモードの応用例。上段にiPad mini、下段にWindows PCと2台のデバイスを接続し、画面を1つずつ使用できる

 続いては、フルスクリーンモードだ。本製品の2つの画面を1つの大画面とみなして利用するモードとなる。縦置きだけでなく横倒しにして使うこともできるが、本製品は2画面連結状態では3840×4320ピクセルとほぼ正方形に近いアスペクト比なので、横にする必要性はあまりない。横置きだとボタンが押せなくなるデメリットも考慮すべきだろう。


フルスクリーンモード。2つの画面を1つの画面として扱うモードで、最も利用頻度が高いと考えられる

フルスクリーンモードでは、横倒しにしての表示にも対応する

ただし2画面連結状態では3840×4320ピクセルと、ほぼ正方形に近いアスペクト比なので、縦/横の置き方を切り替える必要性はあまりない

横置きにするとケーブルが真上から突き出すだけでなく、ボタン操作が困難になるというデメリットもある

 最後にミラーモードだ。本製品の2つの画面に同じ内容を表示するモードで、本製品を背後に折り返して対面表示にし、向かいにいる相手と自分とで同じ画面を見るという、プレゼン用途に適したモードとなる。本製品を背後に折り返すと向かいの画面は自動的に天地が反転するため、手動で回転させる必要もない。


ミラーモード。2つの画面に同じ内容を表示できる。このように上下に並べて使うケースはあまりなく、たいていは背後に折り返して対面表示で使うことが想定される

対面表示で利用している状態。画面は自動的に天地が反転する仕組みだ

各モードの切り替えは、本体右側面にある物理ボタンで行う。画面には「表示切り替え」と表示される

 これらマルチディスプレイまたはミラー/フルスクリーンのモード切り替えは、側面のボタンによって行う。この手の製品では、切り替えがスライドスイッチだったり、あるいはOSDメニューからの操作だったりと製品ごとに異なるが、本製品はボタンを押すだけのシンプル操作だ。

 スライドスイッチほど直感的ではなく、切り替えが完了するまでワンテンポ待たされるが、OSDメニューをわざわざ開く手間がかからないのはよい。

 ベゼル幅も内側外側ともにスリムで、前述のフルスクリーンモードで上下の画面をつなげて使っている場合も、あまり気にならない。といっても、あくまで「他製品と比べて」ではあるのだが、他社ではなぜか内側のベゼルの方が厚みがある製品もあったりするので、意識せずに使えるというだけでも優秀だ。


斜め方向から見たところ。視野角は広く、画面端が暗くなることもない

ポートは背面の一段下がったところに配置されており、ノートPCと並べてもケーブルの干渉は控えめだ

ベゼル幅は実測で外側上下が10mm、左右が5.5mmある

ヒンジのある内側のベゼル幅は11mmだ

 なお本製品はパワーパススルーにも対応しているが、本製品付属のACアダプターは出力が45W止まりなので、ノートPCを接続した場合、供給可能な電力は15Wにとどまる。付属のACアダプターの代わりに最大出力100WのUSB Power Delivery(PD)充電器を接続すれば、60W程度の供給は可能なことを確認したが、本製品は付属のACアダプター以外は使用しないよう書かれており、利用する場合は自己責任となる。


本製品付属のACアダプターは出力が45W止まりなので、パワーパススルーでも最大15Wしか供給できない。ノートPCの充電はかなり厳しい

市販の最大出力100WのUSB PD充電器に接続したところ、ノートPC側からは60Wの電源に接続していると認識された。ただしこれはサポート外の使い方となる

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