上下2画面で21型相当の圧倒的作業領域! 実売約7万円で手に入るサンコーの2画面モバイルディスプレイを試す:モバイルディスプレイの道(3/3 ページ)
サンコーから登場した「15.6インチ上下2画面拡張デュアルモニター 4K」(PUHD26HBK)は、15.6型のディスプレイを上下に2枚連結するユニークかつハイスペックなモバイルディスプレイだ。実際の試用レポートをお届けする。
扱いやすいOSDメニュー
OSDメニューについても見ていこう。OSDメニュー操作用のボタンは本体右側面に配置されている。電源ボタンを兼ねるメニューボタンと、一体型の上下ボタンの他、前述のモード切り替えボタンが戻るボタンを兼用することから、計4つのボタンを使うことになる。ボタンが3つだと操作性に支障をきたすこともしばしばだが、本製品はその点で合格点と言える。
メインメニュー以下のUIは一般的な階層構造を採用しており、直感的にも分かりやすい。項目は全体的にシンプルで、ボタンをカスタマイズするメニューもないが、機能的に特に不足を感じることはないだろう。なお明るさおよび音量の調整については、メインメニューを経由せずに呼び出せるショートカットも用意されている。
設定は上下の画面に同時に適用され、個別の設定は行えない。わざわざ設定を変える必要性はないと考えられるが、例えば前述のミラーモードで利用している場合に、対面の相手だけ画面を明るくするといった調整はできないので注意したい。
価格もリーズナブル、スペック重視のユーザーにおすすめの1台
以上ざっと使ってみたが、2画面タイプのディスプレイに求められる機能をきちんと押さえており、特に致命的な欠点は見当たらない。今回はWindows環境×USB Type-C接続での利用を前提にしているので、他のOSおよび接続方法によっては制限が加わる場合もあるが、製品として世代を重ねてきていることもあり、メーカーサイトに考えうる制限事項がきちんとまとめられているのは、信頼が置けるポイントと言えるだろう。
実売価格は6万9800円と、15.6型の2画面×4K×sRGBの色域100%というスペックを考慮すると、かなりお買い得だ。保証期間は1年と一般的で、3年保証が増えつつある昨今のモバイルディスプレイの中では短めだが、本製品は2画面ディスプレイという特殊な仕様ゆえ致し方ない部分もあるだろう。スペック重視のユーザーにおすすめしたい1台だ。
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