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スマホと2台持ちしたい! 円形ディスプレイが魅力のデジタルオーディオプレーヤー「FIIO Snowsky DISC」を試す(3/3 ページ)

平成レトロのブームが根強いなか、ポータブルCDプレーヤーを思わせるデザインのデジタルオーディオプレーヤー「Snowsky DISC」をFIIOが発売した。かわいらしい外観を備えた本製品の実力はどのようなものだろうか。

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オーディオプレーヤー以外の使い勝手は

 一通り楽曲再生を楽しめたので、次はUSB DACとしての使い勝手も見ていこう。

 接続方法はシンプルで、OTG対応のUSB Type-Cポートを備えたスマートフォンやタブレット、PCとケーブルでつなぐだけで完了する。ただしWindows PCで使用する際は、あらかじめ専用ドライバの導入が必要だ。

 一方、スマートフォンの接続時には注意が必要だ。端末の給電能力不足により「接続と切断」を繰り返す現象や、本機をモバイルバッテリーと誤認識してバッテリーを消費しようとする挙動が一部モデルで観察された。

 なお、手元の検証機のうち、サムスン電子「Galaxy Z Flip7」およびApple「iPhone 16」では支障なくUSB DACとして動作した。

Galaxy Z Flip7
手持ちの折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip7」ではうまくいった。ちなみに「Galaxy S25」を接続すると、Snowsky DISCから電力を奪おうとするため、USB DACを試せなかった
iPhone 16
「iPhone 16」でも問題なくUSB DAC機能を利用できた

 専用ドライバをセットアップしたWindows PCにて、Google ドライブ上のハイレゾ音源を直接再生してみたところ、高解像度ならではの濃密なサウンドが広がり、思わず息をのむほどであった。

専用ドライバをインストール済み
あらかじめ専用ドライバをインストールしておこう
Googleドライブから直接再生
クラウド上の音源でも圧倒的な高音質を実感できた

 AirPlayを利用する際は、再生機器と本機を同一ネットワークへ接続する必要がある。Snowsky DISC側のWi-Fi機能は2.4GHz帯のみ対応となるため、ルーター側で5GHz帯や6GHz帯とSSIDを分けて設定している場合は接続先に注意しよう。

 AirPlayの操作は至ってスムーズだ。iPhone 16の画面右上から下へスワイプしてコントロールセンターを開き、再生コントロール内の出力アイコンから再生先にSnowsky DISCを指定するだけで連携が完了する。

AirPlay
AirPlayに対応しているのが興味深い。コントロールパネルから再生先にSnowsky DISCを選ぶだけだ

 設定完了後は、Snowsky DISCに接続したイヤフォンからクリアなサウンドが出力される。

AirPlayでストリーミング再生
Apple MusicやAmazon Musicなど各種ストリーミング音源の転送再生に対応する

 注意すべき点として、USB DAC機能やAirPlayの利用時にはBluetoothイヤフォン/ヘッドフォンへ音声出力できない仕様が挙げられる。本体のmicroSDメモリカード内楽曲を再生する際はワイヤレス出力が可能だが、外部機器を音源とする場合は有線接続のみの対応となる。

 Bluetooth接続の安定性やスマートフォンとの互換性などいくつかの課題も見受けられるが、これらは今後のファームウェアアップデートでの改善が期待される。

 とはいえ、約1万8000円という手頃な価格帯でありながら、手のひらサイズでハイレゾ再生やUSB DAC機能をこなす汎用(はんよう)性の高さには感心させられる。ポータブル音楽プレーヤーとしての活用にとどまらず、内蔵スピーカーの音質に物足りなさを感じるPCのサウンド環境強化にも一役買ってくれるはずだ。

 高額なポータブルオーディオプレーヤーの導入をためらっていた層や、USB DACの導入を検討しつつ機種選びに迷っていたユーザーにとって、軽量コンパクトでデザインにも優れたSnowsky DISCは有力な選択肢の1つとなるだろう。

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