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“AIスマホ”としての個性がより鮮明に 望遠カメラ刷新&AI処理が飛躍した「Pixel 11 Pro」 の実力とベンチマーク結果を検証(2/3 ページ)

Googleから発売されたスマートフォンの最新フラグシップ「Pixel 11 Pro」および「Pixel 11 Pro XL」。前モデルからデザインの土台を引き継ぎつつも、新型SoC「Tensor G6」 の搭載によってAI処理能力を劇的に向上させたのが最大の特徴だ。実力と進化のポイントを徹底検証する。

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背面カメラは望遠カメラのセンサーを刷新

 背面カメラは、Pro/Pro XLとも広角が約5000万画素+超広角が約4800万画素+望遠が約4800万画素という構成で、Pixel 10 Pro/Pro XLから変わっていない。ただし、望遠カメラのセンサーが新しくなっており、センサーサイズが 1/2.51型から1/1.95型に拡大した。

 Googleは「イメージ センサーを大型化して感度を30%向上させるよう全面的に再設計」したとしている。超解像ズームも100倍から120倍にアップした。

 広角カメラについても「メインレンズには全く新しいセンサーを採用し、Google Pixel 史上最高のカメラ性能を実現」とのことだが、公開されている仕様は約5000万画素、F1.68、1/1.3型とPixel 10 Proと同じで、スペック上の変更点は見当たらない。


背面カメラは広角が約5000万画素+超広角が約4800万画素+望遠が約4800万画素の3眼構成で、望遠カメラのセンサーがサイズアップしている

 以下、作例をいくつか掲載する。

超広角0.5倍
超広角0.5倍で撮影
望遠5倍
望遠5倍で撮影
1倍
1倍で撮影
望遠10倍
望遠10倍で撮影
超解像ズーム
超解像ズーム(120倍)
広角2倍
広角2倍で撮影

 カメラ関連の大きな変更点として、マジックキャプチャーが追加された。モーションフォトの進化版のような機能で、マジックキャプチャー機能で動画を撮影すると、Geminiが印象的な写真を切り出し、トリミングやボケ補正などの編集を自動で行うというものだ。

 ギャラリーには撮影した動画も保存されるので、動画と写真を同時に残すことができる。通常の静止画ではピントが合いにくい、子供やペットの撮影などに重宝しそうな機能だ。

 なお、Pixel 11のマジックキャプチャーは2倍ズームまでしか撮影できなかったが、Pixel 11 Proでは最大10倍まで撮影できる。


マジックキャプチャー画面。カメラアプリの設定で、アプリを開いた際にマジックキャプチャーモードで起動するようにもできる

 この他、カメラ機能では、クリエイタースイートも追加されている。動画撮影時にスクリプトを表示するテレプロンプターや、ソーシャルメディア用のグリッド線を表示する、Google フォトのプロジェクトフォルダーに保存して整理するなどの機能を設定できる。こちらの機能は、Pixel 11との差異はなさそうだ。

Qi2.2に対応し25W充電が可能に

 Pixel 10から対応した、MagSafeのように磁力で吸着するPixelsnapだが、Pixel 11シリーズも引き続き対応している。ワイヤレス充電に関しては、Pixel 10シリーズではPro XLだけが25W対応だったが、Pixel 11シリーズは無印のPixel 11やPixel 11 Proを含めて、全てQi2.2認証の25W対応となっている。

 MagSafe互換に関しては、どうせケースを装着するので関係ないという意見もあると思うが、ワイヤレス充電の高速化は素直に便利だ。なお、バッテリー容量はPixel 11 Proが4850mAh、Pro XLが5115mAhで、それぞれPixel 10 Pro/Pro XLの4870mAh、5200mAhから微減している。

 この辺りは本体サイズが小さくなったことが影響しているのかもしれない。ただし、バッテリー駆動時間に関しては、Pixel 10 Pro/Pro XLから変わらず「30時間以上」のままだ。

純正のGoogle Pixelsnap対応クリアケース
純正のGoogle Pixelsnap対応クリアケースを装着したところ

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