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実売3万9800円でノートPCを3画面化! ソースネクストのデュアル拡張ディスプレイ「DGP-DMD1401」を試す:モバイルディスプレイの道(2/3 ページ)

ソースネクストが展開する「DGP-DMD1401」は、手持ちのノートPCに取り付けるだけで手軽にトリプルディスプレイ環境を構築できる、14.1型×2画面のモバイルディスプレイだ。実売3万9800円というリーズナブルな価格設定が魅力の製品を試してみた。

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取り付けはシンプル 表示品質はギリギリ及第点レベル

 では実際に使ってみよう。今回はWindows 11搭載ノートPCで検証を行っている。本製品は一部のMacにも対応とされているが、画面拡張などの条件がWindowsとは異なるので、詳しくはメーカーサイトのFAQを参照してほしい。

 取り付けのプロセスは以下の写真の通りで、ホルダー部が伸縮できる構造を生かして、ノートPCの画面を左右から挟み込むように取り付ける。シンプルながら汎用(はんよう)性の高い取り付け方法で、そのまま持ち上げて運ぶのは難しいにしても、置き場所を前後左右にずらす程度であれば、合体させた状態のまま移動させられる。

 なお本製品は13〜16型のノートPCに対応とされているが、サイズが小さいか、あるいはボディーの薄さを売りにしたノートPCでは、画面の角度を変えた場合に転倒するなどの危険性がある。今回試用している14型のモバイルPC「ThinkPad」のように、画面サイズが同等以上のノートPCと組み合わせる場合でも、画面の角度はあまり極端にならないよう心掛けるべきだろう。

取り付けのプロセス
取り付けのプロセスを見ていこう。まずは左右のディスプレイを広げる
ホルダー部両端にある突起(赤丸部)を、ノートPCの画面に引っ掛けるように取り付ける
ホルダー部両端にある突起(赤丸部)を、ノートPCの画面に引っ掛けるように取り付けるべく、まずはホルダー部を伸縮させて幅を調整する
ホルダー部を縮め
ホルダー部を縮め、ノートPCの画面を左右から挟み込むようにして固定する
続いてケーブルを接続
続いてケーブルを接続する。左右の画面それぞれにケーブルが必要になる
ケーブルを本体背面へと接続
ケーブルを本体背面へと接続する。給電は中央側のUSB Type-Cポートで行われる
Windows側で画面の拡張設定を行い、配置および解像度を決定すれば完了だ
後はWindows側で画面の拡張設定を行い、配置および解像度を決定すれば完了だ
後方から見たところ
後方から見たところ。思いのほかにスッキリとまとまっている

 ケーブルの配線はシンプルなのだが、映像信号の伝送および給電の仕組みは少々複雑だ。本製品の背面には3基のポート(USB Type-C1、USB Type-C2、HDMI)があり、1つの画面を表示するのに1ポートが必要となるのだが、3基のポートのうち電源供給が可能なのはUSB Type-C2のみだ。

 そのため、USB Type-Cで接続する場合は、USB Type-C1とC2を同時に使い、電源はPCに接続したC2から(映像信号とともに)供給される形になる。HDMIも併用して接続する場合は、映像信号はUSB Type-C1とHDMIで伝送し、残ったUSB Type-C2を使ってPCもしくは外部から給電する形となる。

 メーカーサイトによると、例外的にPC側から12Wの給電が受けられればUSB Type-Cケーブル1本で動作する場合もあるようだが、原則は2本以上のケーブルが必須であると考えておいた方がよさそうだ。

 後者のケース、つまりUSB Type-C1とHDMIを併用し、なおかつ外部から電源を供給する場合のみ、接続先のPCに対してパススルー給電が行えるのだが、本製品付属の電源アダプターは最大出力が15Wなので、パススルー給電には対応できず、出力の大きな充電器に交換する必要がある。

 試しに100WのUSB Power Delivery充電器に交換したところ、PCからは45Wの電源に接続していると認識された。利用する際は、このクラスの充電器を別途用意するのが無難だろう。

 ちなみに、ディスプレイの品質についてだが、色味は黄色がかっており、また斜め方向から見た時に暗くなる傾向もある。実売価格が安いこともあるが、あくまでワークスペースを手軽に広げられることが売りの製品であり、表示品質はギリギリ及第点レベルといったところだ。

画面を斜め方向から見たところ
画面を斜め方向から見たところ。端がかなり暗く見える。また全体的に黄色みが強い
背面のケーブルは下方向に伸びる
背面のケーブルは下方向に伸びるため、左右のディスプレイとは干渉しない
角度
向かって左のディスプレイは330度、右は270度まで開くことができる。対面する相手に画面を見せる用途には少々厳しい

 ところで、本製品は裏技として左右2つの画面のうち、片方だけを展開させて使うことができる。本製品は3つの画面を完全に開いた状態で幅が1mを超えるため、設置先のスペースによっては完全に広げられない可能性は高い。若干閉じ気味に、コの字状になるように配置しても、幅は90cm程度は必要だ。

 こうした場合は、本製品の左側の画面を閉じ、右側の画面だけを使うという手がある。これならばノートPCと合わせて2画面分なので、必要な幅もせいぜい60〜70cmで済む。特に外出先などでは、現実的にこれだけしか幅が取れないことも多いだろう。

 ただし、片方の画面を閉じると、ノートPCを左右から挟み込んでいるホルダー部が使えなくなるため、ノートPCと本製品を分離させ、ノートPCの背面に本製品を平行に並べるという配置になる。これらが不格好だと感じるのであれば、本製品ではなく1画面タイプのモバイルディスプレイを選んだ方がよいだろう。

2つの画面を開くスペースがない場合
2つの画面を開くスペースがない場合は左画面を閉じ、右画面だけを使えなくもない。ただし、その場合はノートPCを分離させる必要がある

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