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交換式バッテリー&カメラ付き“全部入り”スマートグラス「INMO GO3」を試す(1/4 ページ)

INMOの「INMO GO3」は、カメラとMicro-LEDディスプレイを備えた“全部入り”スマートグラスだ。交換式バッテリーで駆動時間の弱点を克服し、最多98言語の翻訳に対応。実機検証で分かった魅力を紹介する。

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 イノモ日本(INMO)が7月に発売した「INMO GO3」は、視界に情報を表示できるだけでなく、本体にカメラを搭載するなど“全部入り”タイプのスマートグラスだ。価格は9万9000円で、Rokid AIスマートグラスやEven Realitiesの「Even G2」と並ぶ注目モデルだ。

 INMO GO3の特徴は交換式バッテリーの採用にある。標準でバッテリーが2個付属するため、外出先などでバッテリーを交換すれば充電時間を待たずに駆動時間を延長できる。また、対応する翻訳言語が98言語と、「Rokid AIスマートグラス」(89言語)や「Even G2」(35言語)を上回るのも目を引く。早速実機を試してみよう。

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INMO「INMO GO3」はウェリントン型のフレームで、交換式バッテリーを採用している

Rokidに続く、カメラ付きスマートグラス

 スマートグラスと呼ばれる製品の多くは通常のメガネに近いデザインで、普段使いしやすい点が特徴だ。言われなければデジタルガジェットだと分かりにくく、一般的なメガネ代わりに長時間装着することが前提となっている。まずは違いを明確にするため、他社の2モデルと比較しつつ概要を整理しよう。

 Rokid AIスマートグラス(10万9890円)は、カメラとディスプレイの双方を備えた、こちらも“全部入り”モデルだ。有効1200万画素カメラで撮影した対象について、AIに質問/検索できるなど、カメラを生かした機能性を最大の強みとしている。

 一方で、Even G2(9万9800円)はカメラを非搭載とした設計を採用している。約36gという軽量さと豊富なフレームデザインにより「日常使いのメガネとして適しているか」を重視した製品だ。カメラはないが、AIと対話しながら画面上で情報を確認できる。

 今回紹介するINMO GO3も、カメラとディスプレイの両方を備えるRokidと同系統のスマートグラスだ。詳細は後述するが、筆者の環境で検証した時点では撮影した写真/動画とAIの連携機能がうまく利用できなかったものの、バッテリー交換式や豊富な付属品によって独自の方向性を打ち出している。

スマートグラス最大の弱点「バッテリー」駆動時間問題を解決

 スマートグラスを使用する上で最大の懸念となるのがバッテリー問題だ。従来のモデルでは、翻訳やナビなどの高負荷機能を使用すると急速にバッテリーが消費され、朝から装着して外出すると夕方前には電源が切れてしまうケースが少なくなかった。

 そこでINMO GO3が採用したのが交換式バッテリーだ。バッテリー容量は270mAhで、1個あたりの駆動時間は通常使用で最大8時間、テレプロンプター使用時で3.3時間、対話翻訳など処理の重い機能をフル活用した場合で約3時間となる。本機にはこのバッテリーが2個付属するため、高負荷な使い方でも合計約6時間使用できることになる。

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交換式バッテリーのイメージ。完全ワイヤレスイヤフォンのような専用ケースで充電し、2個のバッテリーを交互に使い回せる

 付属の専用充電ケースを使えば約1時間でフル充電できるため、2つのバッテリーを交互に充電・交換すれば連続して使用可能だ。バッテリーはテンプル(つる)の後端にマグネットで固定する方式を採用しており、交換作業もスムーズに行える。

 ただし、バッテリー収納の都合上、フレームがやや長めに設計されている点は留意したい。耳の後ろに向かって真っすぐ伸びる形状のため、車のヘッドレストに頭を預けたり、寝転がって枕に頭を乗せたりした際に干渉しやすかった。

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