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実質値下げの「Pixel 11」は選択肢になる? Proシリーズとの違いは? お勧めポイントと懸念点をチェック!:ある日のペン・ボード・ガジェット(3/4 ページ)

Googleの新型スマートフォン「Pixel 11」および「Pixel 11 Pro XL」は、高騰化するスマホ市場の救世主となるのでしょうか? その実力をrefeiaさんが試しました。

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「カメラスタイル」は大きな進歩

 これまでのPixelシリーズは、カメラを向けてシャッターボタンを押すだけで、何でもかんでも鮮明に撮れるのが特徴でした。一方で、いくつかの課題が残されていました。HDR処理が不自然になることがあるのと、仕上げが好みに合わなければ気持ちよく撮るのが難しいことです。

 HDR処理は白飛びや黒つぶれを防ぎますが、明るい部分と暗い部分が画面に畳み込まれるせいで、輝度差の大きいシーンでは平坦な印象になりがちです。

Pixel 10aの撮影例
Pixel 10aの撮影例。ディテールは鮮明ながら、大きい単位の輝度差が失われたような仕上がりです

 また、好みの写真に仕上げたいときには後から編集する必要があるのに、画像処理をされてしまった後の画像を調整するには限界があり、手間もかかります。

 Pixel 11シリーズでは「カメラスタイル」機能が追加され、好きな仕上げと細かい設定を選んでおくことができるようになりました。

スタイルごとに、コントラストや彩度なども設定できます
スタイルごとに、コントラストや彩度なども設定できます

 カメラスタイルは、プルダウンで選ぶものと横にスワイプして選ぶものがありますが、後者のスタイルはHDR処理が抑えられています。

 特に「ミニマル」モードは、コンサバなデジカメのように地味で自然です。自分は旅行などでカメラをたっぷり使いたいときには、Pixel 10 Pro XLではなく他社のスマホを利用しています。11シリーズなら、これをベースに設定を詰めていけば折り合える設定が見つかりそうな予感がしますね。

カメラスタイルは、個人的には旧モデルに降りてきてほしい筆頭の機能です
カメラスタイルは、個人的には旧モデルにもアップデートで降りてきてほしい筆頭の機能です

動画用途のアピールを始めたPixel

 Pixelのカメラは、これまで動画よりも静止画の品質を評価されてきましたが、そろそろ動画もちゃんとやりたいという雰囲気を出しているのが最近のPixelです。

 近年の発表イベントではPixelで撮影した動画を積極的に流すようになり、今回のPixel 11でも、「クリエイターハブ」という機能が追加されています。テレプロンプターやSNSレイアウト枠などの、動画投稿者のための機能セットです。

音声レベルメーター
右上の音声レベルメーターは、外付けマイクで収録に失敗したことがある人にはありがたみが分かりそうです

 個人的には、Pixelのカメラの強みの中心はまだ静止画にあると思いますが、動画SNSへの活動に取り組んでみたい人には良いアピールになりそうですね。

キラー機能「AI 音声入力」

 Pixelらしく、AI機能の追加も盛んですが、その中でも特に体験してほしいのが賢い音声入力です。過去にスマホやPCで音声入力を試したことがある人なら、言い間違えて直すのが面倒だったり、言葉に詰まっている間に入力が切れてしまって、使いにくさを感じたことはあるでしょう。

 Pixel 10まででも、「音声入力ボタンをダブルタップ」することで入力が途切れない機能があって他社より便利でしたが、Pixel 11シリーズからはもっと便利になり、言いよどんだり、「えーっと」や「……じゃなくて」のように言い直したのを自然に直しながら入力してくれます。

「Googleをカタカナにして」のような指示も、ただ言うだけでやってくれます
「Googleをカタカナにして」のような指示も、ただ言うだけでやってくれます

 音声入力ボタンを普通にタップして話すのも良いですが、オススメはトランシーバーのような操作です。ボタンを長押ししながら話し、話し終わりながらボタンを離す。すると文字が入力されています。このスタイルでどんどん話しながら入力していると、高速さと正確さ、柔軟さに驚くことでしょう。

 ただ、注意点もあります。ネットにつながっていない状態ではかなり品質が落ちることと、「AI 音声入力には使用量の上限が適用されます」とあるので、一定以上は使えなくなる、あるいは大量に使うには有料のGoogle AIプランの契約が必要になる可能性がある点です。

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