Appleの「HomeView」は日本未発売 ならプライム感謝祭で2万3980円の「Echo Show 8」は買いか? できることを比べてみた(2/2 ページ)
Appleがスマートディスプレイ「Apple HomeView」を発表したが、日本での発売時期は未定だ。サイズの近い「Echo Show 8」とできることを比べつつ、プライム感謝祭でお得なEcho Showシリーズを紹介する。
HomeViewにしかできないこと
家族を顔で見分ける「パーソナライズ」
HomeView最大の特徴は、カメラで最大6人の顔を識別し、それぞれのホーム画面に切り替える点だ。メッセージやカレンダー、リマインダー、「探す」といった個人の情報は、登録ユーザーの顔を認識し、かつペアリングしたiPhoneやiPadが近くにあって、最近ロックが解除された場合のみ表示される。家族で1台を共用しながら、個人の情報は他の人に見られない仕組みだ。Echo Showシリーズにも顔認識や声認識で、表示を出し分ける機能があるが、さらに厳格になっているといえる。
Siri AIとiPhoneの連携
Siri AIは、Apple Intelligenceを有効にしたiPhoneやiPadと組み合わせることで、カレンダーやメッセージの内容を踏まえた回答ができる。HomeViewで始めた会話はiPhoneやMacで続けられる他、iPhoneを近づけるだけで再生中の曲を引き継げる「Handoff」にも対応する。Apple製品でそろえている人ほど恩恵が大きい。
見守りとプライバシー保護
「ホームカメラ」文字盤では最大9台のカメラ映像を同時に表示できる。煙や一酸化炭素の警報音を検知してiPhoneやApple Watchに通知する機能も備える。カメラやマイクのデータはA18チップ内の隔離領域「Secure Exclave」で処理され、Appleを含めて誰もアクセスできないという。
Echo Show 8が勝る点
相手を選ばずビデオ通話できる
ビデオ通話はHomeViewもFaceTimeで利用でき、参加者が動いても画面内に収める「センターフレーム」にも対応する。ただし、FaceTimeは発信者と受信者の両方がFaceTime対応デバイスを使っている必要がある。FaceTimeには、リンクを共有すればAndroidやWindowsのWebブラウザからも参加できる機能があるが、HomeViewからこの方法で通話できるかは明らかになっていない。
Echo Show 8は、Alexaアプリを入れたスマートフォンと通話できるため、離れて暮らす家族がApple製品以外を使っていても問題ない。1300万画素のカメラは自動フレーミングで動きに追従する。マイク/カメラのオフボタンを備え、本体やアプリからカメラを無効にすることもできる。
ハブを別に用意しなくていい
Echo Show 8/11/15はスマートホームハブ機能を内蔵しており、対応機器を直接登録できる。照明や見守りカメラ、センサー類をまとめて管理したい人には大きなメリットだ。また、在室検知や温度センサー、カメラで室内の状況を把握できるため、人の在室などをきっかけにした定型アクションも設定できる。
日本語で今すぐ使える
そして何より、日本で今すぐ買えて、日本語で使えることが最大の強みだ。仮にHomeViewが日本で発売されたとしても、Siri AIが日本語に対応しなければ真価を発揮しにくい。iPhoneでもAndroid端末でもセットアップでき、Prime VideoやYouTube、Amazon Music、Spotify、Apple Musicといった動画・音楽サービスも楽しめる。
注意点:Alexa+はまだ日本で使えない
Echo Show 8は生成AIベースの新しいアシスタント「Alexa+」に対応できるよう設計されている。ただ、米国では既にAlexa+が提供されているものの、日本での提供開始時期はアナウンスされていない。現時点で日本で使えるのは従来のAlexaだという点は理解しておきたい。
とはいえ、HomeViewのSiri AIも日本語には対応していない。生成AIアシスタントという観点では、どちらも「日本ではこれから」という状況だ。
5型から15.6型まで、画面サイズで選べるEcho Show
HomeViewは7型の1サイズ展開(卓上型と壁掛け型)だが、Echo Showシリーズは画面サイズの選択肢が豊富なのも魅力だ。プライム感謝祭では以下のモデルがセール対象になっている。
- Echo Show 5(5.5型):5980円(54%オフ)
- Echo Show 8(8.7型):2万3980円(31%オフ)
- Echo Show 11(11型):2万7980円(30%オフ)
- Echo Show 15(15.6型):3万1980円(33%オフ)
ベッドサイドで時計や目覚まし代わりに使うならコンパクトなEcho Show 5、キッチンやリビングで動画やビデオ通話を大きな画面で楽しみたいならフルHD表示のEcho Show 11、壁掛けで家族の予定やメモを共有する“情報ボード”にしたいならEcho Show 15と、置き場所や用途に合わせて選べる。HomeViewと同じ感覚で、手頃なサイズの1台を探しているならEcho Show 8がちょうどいいだろう。
どちらを選ぶべきか
iPhoneを中心にApple製品でそろえていて、顔識別によるパーソナライズやSiri AIの連携、Appleならではの操作感などに魅力を感じるなら、HomeViewの国内発表を待つのも手だ。ただし、日本での発売時期は未定で、Siri AIの日本語対応がいつになるかも分からない。
今すぐスマートディスプレイを導入したい、Android端末を使う家族ともビデオ通話をしたいといった人にはEcho Showシリーズがおすすめだ。Echo Show 8の2万3980円という価格はHomeViewの米国価格のおよそ半額となる。今回のセールは10月19日までなので、検討中の人は早めにチェックしておきたい。
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