Anthropicが常時稼働するエージェント「Claude Duet」を発表/AMDとIntelが協業 PyTorchのx86 CPU最適化を「oneDNN」に一本化:週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、10月18日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
OpenAIのモデルがGoogle Cloudで利用可能に まず一部企業向けにプライベートプレビュー
OpenAIとGoogle Cloudは10月21日、OpenAIのフロンティアモデルと、コーディングエージェント「Codex」のワークフローを、Google Cloudの「Model Garden」で提供すると発表した。Google Cloudによれば、対象は「GPT-6 Astra」「GPT-6.1 Sol」「GPT-6 Luna」の3モデルで、一部の企業顧客向けにプライベートプレビューとして提供を始めた。一般提供は今後数週間のうちに始める予定だ。
利用者はGoogle CloudのAPIからこれらのモデルを使える他、手元のCodex CLIやデスクトップ版CodexからGoogle Cloud上の推論を呼び出せる。購入はGoogle Cloud Marketplaceを通じて行い、利用分はGoogle Cloudの請求書にまとめられる。あらかじめ確約(コミット)した利用額の消化にも充てられる。
データの扱いについてGoogle Cloudは、プロンプトや出力は顧客が指定した範囲の外に出ず、基盤モデルの学習にも使わないとしている。OpenAIのモデルはGoogle Cloudの専用インフラで動作する。データを保持しない「ゼロデータ保持」の選択肢や、コンフィデンシャルコンピューティングへの対応も近く加える予定だ。
また、OpenAIのモデルは近く、Googleのエージェント型開発環境「Google Antigravity」と、企業向けGeminiサービスでも使えるようになる。Google Cloudは今回の対応により、主要3社のクローズドソースLLMを全て提供する唯一の大手クラウド事業者になったとしている。
なお、OpenAIは発表の末尾で、Microsoftが引き続き自社の主要なクラウドパートナーであることも明記している。
Windowsのセキュアブート証明書「Microsoft Windows Production PCA 2011」が10月19日に期限切れ
Windowsのセキュアブートで使われてきたMicrosoftの証明書「Microsoft Windows Production PCA 2011」が、10月19日に有効期限を迎えた。Windowsのブートローダーの署名に使われてきた証明書で、後継は「Windows UEFI CA 2023」だ。6月には、セキュアブートのデータベースの更新に使う「Microsoft Corporation KEK CA 2011」(6月24日)と、他社製のブートローダーなどの署名に使う「Microsoft UEFI CA 2011」(6月27日)が期限を迎えている。Microsoftが2026年に期限切れになるとしていた証明書は、これで全て有効期限を過ぎた。
Microsoftのサポート情報によれば、2023年版の新しい証明書を受け取っていないPCも、期限後に起動しなくなるわけではなく、通常のWindows Updateも引き続きインストールされる。ただし、Windowsブートマネジャーやセキュアブートの失効リストの更新、起動処理で新たに見つかった脆弱性の修正など、起動初期を守る新しい保護は受け取れなくなる。
新しい証明書は、多くのPCにWindows Update経由で自動的に配信されている。条件は、サポート中のWindowsを使っていること、更新を一時停止していないこと、セキュアブートが有効になっていることだ。Windows 10では、拡張セキュリティ更新(ESU)プログラムへの登録が必要になる。
更新の状態は、「Windows セキュリティ」アプリの「デバイス セキュリティ」→「セキュア ブート」で確認できる。必要な証明書の更新が全て適用済みと表示されていれば、対応は不要だ。Microsoftは、古いブート構成のままと表示された場合は最新の更新をインストールして再起動するよう案内している。ハードウェアやファームウェアの制限で自動更新に対応していないと表示された場合は、PCメーカーに問い合わせるよう求めている。
なお、Microsoftは、証明書の期限切れへの対処としてセキュアブートを無効にしないよう注意を促している。無効にすると、起動時に動くマルウェアへの防御が失われるためだ。
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