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変わりゆくアキバ――女性向け施設「チョムチョム 秋葉原」ガイド (2/2)

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その他写真で見る「チョムチョム 秋葉原」

photophoto 「バルakiba」。いろいろな種類を食べたい女性のために1品の量が少なめに設定されている。オススメはイベリコ豚の生ハム。生ハムは注文を受けてから切り分けられる

photophoto JAPANESE DINING BAR「玄」。秋葉原には珍しいバーカウンターを備えるこのお店には250種類ものドリンクを用意。秋葉原店では他店より梅酒を多くそろえている。「安心の見えるもの」をコンセプトに食材には無農薬野菜を使っているとのこと。壁にはアキバの風景が!!

photophoto 左の写真は薩州濱田屋伝兵衛。明治元年創業の鹿児島の焼酎蔵濱田酒造の直営店。自慢の焼酎はもちろん、鹿児島直送の食材も用意している。右の写真はKICHIRI。関西では44店舗を展開する人気のカジュアルダイニング。デザイナーズマンションをイメージした全122席の多くが個室で、デートや合コンなどにも適している?

 つくばエクスプレス秋葉原駅駅ビル「AKIBA TOLIM」が4月17日にオープンする(関連記事参照)など、最近女性も利用しやすい施設が目立ってきた秋葉原。まだまだ女性にとっては近寄りがたいイメージの地域だが、「チョムチョム 秋葉原」の参入で、本格的に女性の利用者数に変化が見られるかもしれない。

 一方で店舗関係者の中からは、「『女性向け』とうたって本当に秋葉原という土地で受け入れられるのか不安がある」という本音も聞こえた。そんな中「コラーゲン豊富」や「無農薬野菜使用」といったよく耳にするフレーズ、店の雰囲気などでPRする店が多く、オリジナルのサービスがあまり見られなかった。例えば手洗いの広さや位置、段差といった店の設計自体が、本当に女性を配慮したものなのかというと疑問に感じる。また施設のエレベーターを降りるとすぐ店の入り口になるため、店の中以外に休憩スペース(ベンチなど)や手洗いがないのも気になった。電気街が強烈な個性を放っているだけに、現時点で女性が同施設目当てに秋葉原を訪れるにはインパクトが弱い。今後同施設が女性に向けてどうアピールしていくのか期待したい。

「チョムチョム 秋葉原」フロアガイド
10F ドッとあーるtown 秋葉原
9F 四季野菜酒房 ばんげや
8F お食事・寿司・ご宴会 がんこ
7F バルakiba 薩州濱田屋伝兵衛
6F 蕎麦・炙りひもの 吉今 kikkon ぶたや・炭火ホルモン 黄金の蔵(きんのくら)
5F お好み焼き・鉄板焼き 鉄板二百℃ 手羽先唐揚専門店 鳥良
4F 鮮魚・とうふ料理 かまくら もつ鍋・博多めしもつ道
3F カジュアルダイニング KICHIRI
2F 和洋創菜 びすとろ家
1F ファミリーマート Cafe&Music Bar Player
B1F JAPANESE DINING BAR 玄

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