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インテルは、ハイパースレッディングテクノロジをサポートした、Pentium 4プロセッサ3製品、チップセット3製品を発表した。製品は、量産出荷中。
今回発表した新Pentium 4プロセッサ2.80C GHz、2.60C GHz、2.40C GHzは、ハイパースレッディングテクノロジ(HTテクノロジ)をサポートし、コンピュータのプロセッサとシステムメモリ間のデータ転送速度を高めた、800MHzシステムバスを搭載している。1千個受注時の価格はそれぞれ3万3,580円、2万6,330円、2万1,500円。
また、今回発表した865Gチップセット、865PEチップセット、865Pチップセットも、HTテクノロジをサポートしている。1千個受注時の価格は、統合型ソフトウェアRAID機能があるモデルはそれぞれ5,320円、4,710円、4,350円。同機能がないモデルはそれぞれ4,950円、4,350円、3,990円。
865Gチップセットは、HTテクノロジ インテル Pentium 4プロセッサ用に設計されたチップセット。800MHzシステムバスを搭載し、デュアルチャンネルDDR400/333/266メモリをサポートする。また、新世代内蔵グラフィックスであるエクストリームグラフィックス 2も搭載した。
高性能AGP8xグラフィックスインターフェース、統合型Hi-Speed USB 2.0、シリアル ATA 1.5Gb/s(150MB/s)を装備。高速なディスクI/O向けに最新のシリアル ATA 1.5Gb/sインターフェースによる内蔵RAID機能がオプションで提供される。
さらに、ギガビットイーサネット対応の同社の新コミュニケーションストリーミングアーキテクチャ(CSA)に基づく専用ネットワークバスも搭載している。CSAは、新しいPRO/1000 CTデスクトップコネクション ギガビットイーサネットコントローラとの組み合わせにより、PCIバス・ベースのソリューションと比べ、ネットワーク帯域幅を2倍に高めることが可能。同チップセットとギガビットイーサネットを組み合わせることで、データベース検索などのプロセッサに負荷のかかるタスクを同時に実行しながら、ファイルのバックアップなどのネットワークに負荷のかかるタスクをより高速に行えるようになる。
865PEチップセットは、外付けのより高性能なグラフィックスコントローラを搭載するマルチメディアや3Dを多用するパソコンに適したチップセット。その他の機能は、865Gチップセットと同様(内蔵グラフィックスコントローラは搭載していない)。
865Pチップセットは、400MHzおよび533MHzシステムバスのPentium 4 プロセッサ向けチップセット。デュアルチャンネルDDR333/266をサポートする。その他の機能は、865PEチップセットと同様。
また同社は、コンピュータメーカやシステムインテグレータ向け、ATX フォームファクタのデスクトップマザーボード D865PERC、D865PERL、D865GBF、マイクロATXフォームファクタのデスクトップマザーボード D865PESO、D865GLCの5製品を発表している。
[ITmedia]
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