> レビュー		2003年6月27日　08:59 PM 更新

LaVie L LL930/5D
スタイリッシュな筐体のメインストリームノートPC（2/3）

	総合評価 7 デザイン 7 パフォーマンス 6 機能 7 拡張性 6 付属ソフト 8 コストパフォーマンス 7 レイティングポリシー

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明るいシルバーを基調としたスタイリッシュなスリム筐体

　LaVie L LL930/5D（以下LL930/5D）は、シルバースリムタイプと呼ばれる製品群に含まれる。本体のデザインは明るめのシルバーをベースとしており、軽快な印象を与え、スタイリッシュな印象を受ける。32ミリという厚さもオールインワンタイプのノートPCとしては薄いほうで、コーナー部分が丸みを帯びており、スタイリッシュなマシンを好むユーザーのニーズにもマッチするだろう。

本体正面。ステレオスピーカやマイク／ヘッドホン端子のほか、IEEE1394端子も正面に装備する。クリアパネルタイプのスーパーシャインビュー液晶は15型で1024×768ピクセルのXGAタイプ

　CPUは、モバイルPentium 4-M/1.60GHzを搭載している。拡張版SpeedStepテクノロジにより、バッテリー駆動時の消費電力が抑えられ、メインストリーム向けの製品としては十分なものとなっている。バッテリー駆動時間に関しても、モバイルCeleronを搭載した下位モデルよりも若干長くなっている。

　チップセットは、ノースブリッジにATI TechnologiesのRADEON IGP 340、サウスブリッジはALi M1535+を搭載。ビデオメモリは初期状態ではメインメモリから32Mバイトが割り当てられるが、搭載メモリに応じて8Mバイトから128Mバイトまで5段階に設定可能だ。

PCMark2002Proのベンチ結果

　LL930/5Dはハードディスク、光学式ドライブ、フロッピードライブを内蔵するいわゆる3スピンドルマシンだ。ハードディスクは40Gバイト、光学式ドライブはDVDの読み込みとCD-R/RWの書き込みが行えるマルチプレードライブを採用している。LaVie Lは全モデルともマルチプレードライブを搭載しているが、CD-Rの書き込み速度が24倍速となっており、下位モデル（16倍速）との差別化が図られている。

[赤坂賢太郎, ITmedia ]

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