> 特集 2003年12月15日 08:59 PM 更新

反則技? 増設スペースのないPCに、最新のDVDを「内蔵」させる方法!(4/4)


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 あとは、IDEケーブルと電源ケーブルを接続するだけ。これで「DVSM-34242FB」がPCに認識されるようになる。なお、これらの増設作業は必ずPCの電源がOFF、かつPCの電源ケーブルがコンセントから抜かれた状態で行うこと。コンセントに差し込んだままの状態で作業を行うと、故障の原因にもなりかねない。必ず注意するようにしていただきたい。以下に交換手順の例を写真で紹介しておくので、参考にしていただけるとよいだろう。


PCの電源をOFFにし、本体から電源ケーブルを引き抜く


蓋を開け、古いドライブに接続されているIDEケーブル、電源ケーブルを取り外す。なお、電源ケーブルは少し強めに引っ張らないと抜けない場合も多い。しっかりとコネクタを持ち、まっすぐ後ろに引き抜こう


ドライブを固定するネジを外し、古いドライブを本体から取り外す


ジャンパの設定は、純正ドライブの設定を参考にしよう


外したIDEケーブル、電源ケーブルを、新しいドライブに接続する。接続ができたら、外したネジを使ってドライブを本体に固定しておこう


これでドライブの交換は完了。あとはPC箱を閉め、元の状態に戻せばよい。作業後は、PC体に電源ケーブルを差し込んでおくのを忘れないように


ソフトのインストールの前には、必ず以前取り付けられていた光学ドライブ用のドライバやソフトは削除しておこう

 交換ができたら、パソコンを起動し、以前の光学ドライブ用のドライバやソフトなどをアンインストールする。そうしないと、ドライバが競合してしまい、新しく入れた光学ドライブがちゃんと動作しなくなってしまう。以前のドライブ用のソフトを削除したら、新しく入れた「DVSM-34242FB」用のドライバやソフトをインストールする。これで「DVSM-34242FB」を利用できるようになる。


編集見習いM:なるほど、無理に古いドライブを活かそうと考えていたから、話がややこしくなったんですね。「スリム型のPC、マルチ対応のドライブに交換する」というのが最も便利な解決策となりそうですね。

先輩編集B:もちろん、ドライブを2台装備できるマイクロタワー型のPCあれば、増設という方法をとってもいいだろうな。

編集見習いM:それに、あれくらいの交換作業であれば、友人でも無理なくこなせるはずです。

先輩編集B:そうだよな〜。不器用なお前でも十分にできる作業だったし……。

編集見習いM:そうですね……、って、僕はそんなに不器用じゃないですよ! いっつも一言多いんだから…、本当に。


内蔵DVDマルチドライブ:「DVSM-34242FB」(標準価格:2万7500円)


この記事の目次
省スペースデスクトップでも内蔵ドライブは交換できる!?
内蔵ドライブのメリット・デメリット
内蔵ドライブ接続のいろは
内蔵ドライブ接続手順

[相澤裕介, ITmedia ]

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