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ケータイカメラで撮影、販売サイトに誘導――エブリクスとバリューコマースが提供
商品をケータイカメラで撮影すると、販売サイトにアクセスできる――。こんなサービスをエブリクスとバリューコマースが提供する。
エブリクス・ジャパンとバリューコマースは6月18日、カメラ付きケータイで撮影した商品画像をもとに検索を行い、関連する商品を扱う商品販売サイトに誘導する検索サービスを提供開始した。
エブリクスが開発した画像検索サービス「写リンク」と、バリューコマースのWebサービスを連携して提供するもの。書籍の表紙やCD、DVDのジャケットを撮影したデータを、jp@shalink.net宛ての電子メールに添付して送付することでリンクなどの結果を受け取る方法と、写リンク公式サイトからダウンロードした専用の携帯アプリを起動して、撮影/検索を行う方法の2種類がある。アプリはNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの端末に対応する。
写リンクを利用すると、バリューコマースのWebサービスに登録されている商品販売サイトと販売価格が表示され、ユーザーは欲しい商品を撮影するだけで商品情報の確認や販売価格の比較をした上で商品を購入できる。
サービス開始時には、Yahoo!ショッピング、TSUTAYA onlineなど、大手eコマース事業者が扱う500万点以上の商品に対応する予定。エブリクスとバリューコマースは、同サービスについて「携帯電話向け画像を使った実用的な商品検索サービスとしては世界最大規模」としている。
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