第4回 プログラミング直前の最終設計:「寺子屋-青りんご-」プロジェクト
プロモバイルとソリッドアライアンスのiPhoneアプリレーベル「APPARE JAPAN」が主催する、iPhoneアプリクリエータ育成プロジェクト「寺子屋-青りんご-」。第4回目の講義も「設計」がテーマです。
プロモバイルとソリッドアライアンスのiPhoneアプリ共同開発レーベル「APPARE JAPAN」による、iPhoneアプリクリエイターの育成機関開校を目標としたプロジェクト「寺子屋-青りんご-」。12月1日に開催された第4回の講義のテーマは、第3回目の講義の続き「設計」です。
実際にプログラミングすることを意識した設計として、前回よりもはるかに細かな設計書へと詰めていく講義となりました。プログラミングを始めてからの立ち往生が発生しないように、各アプリに対する受講生たちからのレビュー、講師からのアドバイスにも力が入ります。個人や少人数では気付くことが困難な細かな点についても言及され、講義は3時間にも及びました。
さて、前回に引き続き突然ですがここで第0期生の紹介です。今回は、3人の学生さんと、特別枠の青山学院大学の学生3人です。
まず今回Skypeで参加をしたphiさんは、今年度卒業予定の専門学校生。実は福岡にお住まいで、毎回の現場参加が難しいため、このような参加の仕方になっています。ゲーム会社にプログラマとして就職予定であり、さまざまな言語での開発経験がありますが、iPhoneアプリの開発は初めて。開発で終わらず世界中のユーザーに触れてもらえる機会を求めての参加です。
よしむさんは慶應義塾大学大学院生。今年、慶應大在学中に飛び級で大学院に入学しました。自分の母親にも簡単に「あること」ができるように、と考えた先にあったのがiPhoneアプリだったとのこと。そのアプリを開発するために応募されました。本講義では、そのアプリの開発を進めています。
えのもとさんは専修大学の学生。プロモバイルの代表取締役社長であり、青りんごの講師である百瀬健太の、大学の後輩にあたります。個人的に携帯ゲームを開発していますが、「アプリ開発の醍醐味を体験」し、将来クリエイターになるための経験を積みたいということで今回の参加となりました。
最後に紹介するのは、特別枠「青山学院大学の学生」。アキラさん、ティーさん、チーフさんの3人です。受講生7人とは別に設けられることになったこの枠。彼らは大学からiPhoneを配布され、教育・研究に利用しています。そんな彼らがiPhoneアプリを開発したら何を発信してくれるか、という期待に応えるべく名乗りを上げてくださいました。
今回の講義で設計は終了となり、いよいよ次回からはプログラミングがスタートします。次回までに受講生に与えられた課題は、「開発を行うための仕様書」の作成。今回指摘された部分、具体的になっていないところを手直しした上で、細かな機能をどうプログラムするか、というところにまで落とし込み、次回からはプログラミングを行うことに集中します。
もうその段階に移行できる受講生もいれば、実はアプリの企画段階から考え直さなければならなくなってしまった受講生もいます。自分で考えたアプリを自分で開発して世に出す「醍醐味」を味わい、楽しむために、現在も奮闘中です。
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