ニュース
ID、パスワードの認証は音声で――AIGエジソン生命保険、業務用iPhoneに音声認証機能
AIGエジソン生命保険が、業務用途で導入したiPhoneに音声認証機能を実装。社内システムにログインする際の認証を声で行えるようにした。
AIGエジソン生命保険は2月23日、営業社員向けに導入しているiPhone 3GSに、声紋認証を用いた音声認証機能を搭載すると発表した。
同社は営業社員にiPhone 3GSを配布しており、社員は外出先から社内メールや顧客の契約情報にアクセスできる。今回、音声認証機能を導入することで、従来、社内システムにログインする際に必要だったユーザーIDとパスワードの入力を、テキスト入力ではなく音声による認証で行えるようにした。同社は声紋認証を取り入れることで、高いセキュリティレベルを確保できるとしている。
さらに音声認識システムを同時に搭載することで、社内電子メールの作成や送信、顧客情報の検索、地図検索なども音声による操作を実現している。
関連記事
- “100台のiPhone”で生保の営業をどこまで効率化できるか――AIGエジソン生命保険の試み
生保業界で初めて、iPhone 3GSによる営業支援システムの活用を開始したAIGエジソン生命保険。ワールドワイドの推奨端末がBlackBerryであるにもかかわらず業務用端末としてiPhoneを導入した同社は、この端末のどこを評価し、どんな効果に期待したのか。システム管理チームに聞いた。 - AIGエジソン生命保険、「iPhone 3GS」を営業社員へ導入
AIGエジソン生命保険が営業社員に「iPhone 3GS」を試験導入。契約内容照会やメールシステムと端末を連動させ、リアルタイムな営業支援を目指す。 - 営業の意識改革をiPhoneで――光世証券に見るスマートフォン企業利用の姿
大阪・北浜に本社を構える光世証券は、「業務効率化」「生産性向上」といった視点よりも「営業担当者の意識改革」を期待し、iPhone導入を決めた。アプリの利用に制限を設けず、社員それぞれに使い方をゆだねてノウハウの共有を図った同社だが、その効果はいかなるものなのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.