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ARアプリ「Layar」がNTT東日本とコラボ Wi-Fiスポットの場所が分かる
ARアプリ「Layar」に、公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」の利用可能エリアが分かる新コンテンツが追加された。また、Layarでは今後「さまざまな業種・業界の大手ポータルサイトとの連携」が予定されているという。
システム・ケイは9月13日、AR(拡張現実)アプリ「Layar」のコンテンツとして、NTT東日本の公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」の利用可能エリアが検索できる「FLET'S SPOT レーダー」を追加した。
Layarは、スマートフォンのカメラ映像に位置情報とひも付いたさまざまなコンテンツを重ね合わせるARサービス。オランダのLayar B.V.がグローバルに展開するARアプリであり、日本ではシステム・ケイがオフィシャルパートナーとなっている。
今回追加されたFLET'S SPOT レーダーは、ユーザーの付近にあるフレッツ・スポット対応エリアに専用のアイコンが浮かび上がり、カメラの映像を見ながらスポットの場所が直感的に分かるようになっているという。
システム・ケイは「今後もさまざまな業種・業界の大手ポータルサイトとの連携を展開する予定」としており、Layarの日本向けコンテンツは今後さらに拡充されるとみられる。
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