センサーと通信で家庭菜園作りをサポート――ドコモが実証実験

NTTドコモが、センサーと通信を活用した家庭向け園芸サポートサービスを開発。10月から実証実験を開始する。

[ITmedia]

　NTTドコモが、センサーと通信を活用した家庭向けの園芸サポートサービスを開発した。10月9日から同サービスの実証実験を開始する。

　プランターの土などに設置したセンサーを通じて日照量や気温、地中温度、水分量を測定し、これらのデータに基づいた園芸関連のアドバイスを提供するサービス。ドコモのサーバに蓄積された各利用者の測定データと、種苗メーカーから提供された園芸ノウハウをもとに、水やりなどの手入れや収穫のタイミングなどをレコメンド情報としてメールで情報を配信する。

実証実験のイメージ

　10月から開始する実証実験では、家庭菜園を愛好する首都圏の約30世帯が同サービスを利用した野菜の栽培を実践し、商用化に向けたサービス性や事業性を検証する。実証実験の実施期間は10月9日から2011年2月28日まで。