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店舗内Wi-Fiサービスのニーズを探る――NTT東日本とNTTBPがフィールドトライアル
NTT東日本とNTTBPが、Wi-Fiアクセスポイント導入に関するフィールドトライアルを実施。モニターを募集し、店舗内Wi-Fiサービスのニーズを探る。
東日本電信電話とNTTブロードバンドプラットフォームは6月8日、店舗内Wi-Fiサービスのニーズを探るためのフィールドトライアルを開始すると発表した。
フィールドトライアルは、モニター店舗にWi-Fiアクセスポイントを導入し、Wi-Fiを活用したサービスを実際に利用してもらうことで、ニーズや利用実態などを調査するもの。6月8日から12月22日まで、NTT東日本のフレッツ光ネクストの提供エリアで実施するとし、同日からモニター店舗の募集を開始した。
さまざまな業種で約2000のモニターを募集し、順次フィールドトライアルを展開。モニターはフレッツ光ネクストの月額利用料、初期工事費、契約料などを負担する必要があるが、フィールド調査に必要なISP費用、Wi-Fiルーター費用、工事費、サービス利用料は無料となる。
同トライアルで提供を予定しているのは、店舗などの情報やクーポンなどの情報配信サービスや、10分間の無料お試しインターネット接続、「フレッツ・スポット」契約者への常時インターネット接続サービス、災害時の無料インターネット接続サービスなど。
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