調査リポート
モバイルソリューションの売上、前年比139%の成長:調査リポート
モバイルマーケティング市場の売上が、対前年比139%と成長傾向にあることが分かった。クライアント業種の内訳では、外食・各種サービスがトップを占めている。
モバイルマーケティング ソリューション協議会は、MMD研究所と共同で行ったモバイルマーケティング市場に関する調査結果を発表した。調査は2月1日から3月9日まで実施したもので、有効回答数はMMD研究所登録会員で募集した企業平均29社。
2010年1月から12月までの全社売上について調査したところ、合計3159億8500万円(25社合計)という結果が得られた。全体売上のうち、Webソリューション(Web広告、制作、開発ほか)の売上比率は27.20%、モバイルソリューション(モバイル広告、制作、開発ほか)の売上比率は39.03%となった。モバイルソリューション関連の売上は対前年比138.54%の成長を見せている。
モバイルソリューション事業でのクライアント業種の内訳は、全体平均で「外食・各種サービス」が18.42%で最多となり、これに「情報・通信・携帯キャリア」が13.79%、「流通・小売業」が12.69%で続いた。
モバイルソリューション関連事業部署の従業員数、職種別の内訳、人員採用状況、新入社員の平均的な研修期間および費用に関する詳細データは、MMD研究所サイトから無料ダウンロードできる。閲覧には無料での会員登録が必要。
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